
6.ミュート/フリーズ機能
[PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーをMUTE/
FREEZE(手前側)に倒すことで以下の操作ができます。
現在の映像が静止します。
入力している信号やサンプリング音、シンセ/ドラム 音がカットされます。ディレイやリバーブの残響音 などエフェクト音のみを出力することができます。
トランスフォーマー
[PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーで
MUTEのオン/オフを素早く繰り返すと、DJテク ニックの1つである「トランスフォーマー」と同じ ように、入力された持続音でリズムを作り出すこ とができます。
7.パッド・モーション
タッチ・パッドの操作を記録し、[PAD MOTION / MUTE/
FREEZE]レバーをPAD MOTIONに倒すことで操作を 再生することができます。
[HOLD]キーのオン/オフはパッド・モーションに記録さ れません。また、[HOLD]キーをオンにしてパッド・モー ションを再生すると、再生を止めたところの位置でホー ルドされます。
記録
[PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーを
PAD MOTIONに倒しているときに、タッチ・パッ ドに触れると記録を始めます。
タッチ・パッドから指を離している状態も、操作と して記録されているので、タッピング(軽くパッド を叩く)等の操作も記録することができます。 [PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーを 戻すか、最大記録時間(約6秒)を超えると記録 を終了します。
再生
記 録 し た 後 [PAD MOTION / MUTE/ FREEZE]レバーをPAD MOTIONに倒すと記
録した操作が再生されます。
[PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーを
PAD MOTIONに倒している間は、同じ動きを繰 り返し再生することができます。
ただし、再生中にタッチ・パッドに触れると記録が 始まります。
また、プログラムを変更するとそのプログラムに あらかじめ記録されたパッドモーションが呼び出 されます。
消去
[FUNCTION]キーを押しながら[PAD MOTION / MUTE/FREEZE]レバーをPAD MO-
TIONに倒すと記録を消去することができます。
8.BPMを設定する
BPMを設定することで“ BPM FX”、“BPM PTN”グ ループのエフェクト・プログラムを選択したとき、BPMに 同期してエフェクト効果をかけることができます。効果の あるエフェクト・パラメーターについてはエフェクト・プログ ラム・リスト(→別紙)を参照してください。
BPMとは?
BPM(Beats Per Minute)は曲のテンポの速 さを1分間の拍数(4分音符何個分)で表してい ます。BPMの数字が大きいほど早いテンポの曲 になります。
BPMを設定するときは BPMの値がわかる場合は[TAP/BPM]キーを
押し、[PROGRAM/BPM]ノブで合わせます。5 秒間操作を行わないと通常に戻ります。または、 [FUNCTION]キーを押すと通常の状態へ戻るこ とができます。
設定可能なBPMは40~300です。
タップ・テンポ機能
BPMがわからないときは、曲のビートに合わせ
て[TAP/BPM]キーを 2回以上押すと、その ビートを検出して[PROGRAM/BPM]ディスプ レイにBPMが表示されます。
オートBPM機能
[TAP/BPM]キ ー を 数 秒 間 押し続 けると、 [PROGRAM/BPM]ディスプレイに3つのドット 表示が点灯し、入力音声のビートのBPMを自動 的に検出することができます。
BPMを検出できないときは、[PROGRAM/ BPM]ディスプレイが点滅します。
再度、[TAP/BPM]キーを押すと自動検出を終 了します。
検出可能なBPMは80~160です。
MIDIシンク機能
外部MIDI機器からのMIDIタイミング・クロック に合わせてBPMを設定することができます。 シーケンサーなどタイミング・クロックを送信す る外部MIDI機器の[MIDI OUT]端子と本機の [MIDI IN]端子を接続します。
シーケンス・データに同期させるには、シーケン ス・データの小節の頭ごとにタッチ・パッド・オン・ メッセージを書き込んでおくか、フレーズの頭に 合わせて本機のタッチ・パッドに触れてフレーズ・ パターンを開始するように演奏してください。
タイミング・クロック、タッチ・パッド・オン・メッセー ジを受信するには、MIDIエディット・モード(→ p.11)に入り「MIDIメッセージの送受信設定(→ p.12)」で、各メッセージを受信可能な状態にし てください。
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