MIDIメッセージの送受信設定
各MIDIメッセージの送受信は、それぞれのMIDIメッセー ジが割り当てられた各キーを押してオン/オフを設定しま す。キーが点灯時は送受信が可能で、消灯時は送受信しま せん。（→p.12: 送受信するメッセージ）
パラメーターによっては送信のみ、または受信のみしか できないものもあります。
コントロール・ナンバーの変更について
MIDI エ ディット・モ ード で 、[PROGRAM MEMORY 3～8]キーのいずれかのキーを押 しながら[PROGRAM/BPM]ノブをまわすと、そ のキーに割り当てられたコントロール・ナンバー の設定を変更できます。
すでに設定済みのコントロール・ナンバーを重複 して設定することもできますが、同じコントロー ル・ナンバーのMIDIメッセージの送受信を同時 にオンにすることはできません。
本機では送受信するMIDIメッセージをCC#1～ CC#31、CC#64～CC#95およびピッチベンド の範囲で変更できます。
変更した設定を記憶するには
MIDIエディット・モードで[REC/STOP]キーを1秒以上押 すと、変更したMIDIの設定が記憶されます。このときパ ターン表示モードの設定も記憶します。設定の記憶を行わ ないで電源をオフにすると、設定前の状態になります。
MIDIエディット・モードを終了するには
タッチ・パッドに触るか、[FUNCTION]キーを押すか、10 秒間操作を行わないと通常の状態に戻ります。
各設定の保存について
“PROGRAM MEMORY”の内容や MIDIエディット・ モードのコントロール・ナンバー等の設定をエクスクルー シブ・メッセージとして送信し外部MIDI機器に保存するこ とができます。
送受信可能なエクスクルーシブ・メッセージの詳細につい ては、MIDIインプリメンテーションをご覧ください。
送受信するメッセージ
工場出荷時には、下記のようなMIDIメッセージを送受信することができます。
送信するデータ操作 | 送信するMIDIメッセージ | 送信オン/オフ設定キー |
タッチ・パッドX方向 | エフェクト・コントロール1(CC#12) *1,*2 | PROGRAM MEMORY4 |
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タッチ・パッドY方向 | モジュレーション・デプス1(CC#1)Y=5～9 | PROGRAM MEMORY1 |
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| モジュレーション・デプス2(CC#2)Y=5～1 | PROGRAM MEMORY2 |
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| エフェクト・コントロール2(CC#13) *1,*2 | PROGRAM MEMORY5 |
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タッチ・パッドX+Y方向 | エフェクト・デプス3(CC#93) *1 | PROGRAM MEMORY3 |
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タッチ・パッドON/OFF | エフェクト・デプス2(CC#92) *1,*2 | PROGRAM MEMORY6 |
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FX BALANCE | エフェクト・デプス4(CC#94) *1,*2 | PROGRAM MEMORY7 |
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MUTE | エフェクト・デプス5(CC#95) *1,*2 | PROGRAM MEMORY8 |
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プログラム・チェンジ | プログラム・チェンジ(0～99) *2 | HOLD |
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パッドモーション出力 | 各タッチ・パッドのメッセージ | SAMPLE2 |
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受信するデータ操作 | 受信するMIDIメッセージ | 受信オン/オフ設定キー |
タッチ・パッドX方向 | エフェクト・コントロール1(CC#12) *1,*2 | PROGRAM MEMORY4 |
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タッチ・パッドY方向 | エフェクト・コントロール2(CC#13) *1,*2 | PROGRAM MEMORY5 |
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タッチ・パッドON/OFF | エフェクト・デプス2(CC#92) *1,*2 | PROGRAM MEMORY6 |
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FX BALANCE | エフェクト・デプス4(CC#94) *1,*2 | PROGRAM MEMORY7 |
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MUTE | エフェクト・デプス5(CC#95) *1,*2 | PROGRAM MEMORY8 |
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プログラム・チェンジ | プログラム・チェンジ(0～99) *2 | HOLD |
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BPM | タイミング・クロック | SAMPLE1 |
*1: 送受信するMIDIメッセージをCC#1～CC#31、CC#64～CC#95及びPITCH BENDの範囲で変更可。( )
は工場出荷時。
*2: オン/オフ、CC#等の設定は送信と受信で同じになります。
タッチ・パッドY方向(Y=5～9、Y=5～1)、タッチ・パッドX+Y方向のコントロール・チェンジは送信できますが 受信しません。そのため、シーケンサーにコントロール・チェンジを記憶するときは、MIDIエディット・モードで [PROGRAM MEMORY1～3]をオフにして、不要なMIDIメッセージを送信しないようにして使用します。 設定済みのコントロール・ナンバーは重複して設定できません。
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