第 4 章
セットアップユーティリティの使い方
システムの電源を入れるかリブートするたびに、システムに接続されたハードウェアと、システ ム基板上の NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)に保存されたシステム設定情報のハー ドウェアが比較されます。両者に相違が検出されると、不正な設定情報を指摘するエラーメッセー ジが表示されます。続いてセットアップユーティリティを起動して設定を修正するように促すプ ロンプトが表示されます。
セットアップユーティリティは次のような場合に使用します。
•ハードウェアを追加、変更、取り外した後に、システム設定情報を変更する場合
•ユーザが選択可能な項目(システムの日付と時刻など)を設定または変更する場合
注意:セットアップユーティリティでシステム設定情報を変更した場合、または内蔵デバイス の設定を変更した場合には、必ず リソースコンフィグレーションユーティリティ(RCU)を 実行し、必要な変更を行なって、システム設定情報を保存しなければなりません。これらの処 理を行わないと、複数の PCI(Peripheral Component Interconnect)デバイス(PCI 拡張カー ド、内蔵ビデオコントローラ、内蔵 SCSI ホストアダプタなど)の間でリソースコンフリクト が発生します。リソースコンフィグレーションユーティリティによる設定情報に基づいて PCI デバイスを設定する方法については、第 5 章の「PCI 拡張カードの設定」を参照してください。
現在の設定は、セットアップユーティリティを実行すればいつでも参照できます。変更を保存し てセットアップユーティリティを終了すると、システムが自動的にリブートされ、変更が有効に なります。
システムをセットアップした場合は、セットアップユーティリティを実行し、システム設定情報 とオプションの設定を確認してください。後で参照するためにセットアップユーティリティの画
面を印刷する( Print Screen キーを押す)か、画面の内容を書き留めておくことをお勧めします。
セットアップユーティリティを使用する場合は、コンピュータに取り付けられたディスケットド ライブとハードディスクドライブの種類を事前に調べておく必要があります。
セ
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セットアップユーティリティの使い方