Torq MixLabユーザーガイド » Chapter 5 | 24 |
上図のような配置ミスが発生すると波形の中でビート(過渡電流)の頭にグリッドが並んでいないことがわかります。例えばPhase Grid(位相グ リッド)が早過ぎると波形の中でグリッドの線と過渡電流の間に隙間ができます。
Phase Grid(位相グリッド)の配置ミスを修正する方法は数多くあります。どの方法を選択するかは、マウスやキーボードを使用する方が安心 か、また外部のMIDIコントローラを使用する方が良いか等の状況にもよります。どの方法を使用しても同じ結果が得られますので随意に選択して 下さい。
マウスで調整する
1.Shiftキーを押しながらマウスでクリックして左右にドラッグします。
2.Phase Grid(位相グリッド)はマウスの動きに従い左右に移動します。
3.太線の「ダウンビート」のマーカーを整列させたらマウスボタンから指を離します。
注意:Shiftキーを押し続ける代わりにCap Lock(大文字ロック)を有効にすることもできます。操作が終了すればCap Lockを無効 にして波形を適切にコントロールができるようにします。
Nudge(ナッジ)ボタンで調整する
1.Shiftキーを押しながらNudgeボタンのどちらかをクリックします。
2.Phase Grid(位相グリッド)はクリックしたNudge(ナッジ)ボタンの方向に合わせて移動します。
3.ボタンを使用して太線のダウンビートのマーカーをソングのダウンビートに合うよう調整します。
Offset(オフセット)ボタンで調整する
1.Shiftキーを押しながらOffset(オフセット)ボタンのどちらかをクリックします。
2.Phase Grid(位相グリッド)に少しずつ変化を加える代わりに、この操作ではグリッドを1ビート分左右どちらかに移動させま す。ビートは合っていてもダウンビートが不適切な位置にある場合等には、この方法がPhase Grid(位相グリッド)を最も早く 整列できる方法です。