次にFilter系のエフェクトを選んだときを試してみましょう。2-7に示すように、エフェクトの種類をFX(1) HPFFX(2) LPFFX(3) LFO Filterとなるように設定します。

 

 

HPF

 

 

LPF

 

 

LFO Filter

 

 

HPF

 

LPF

 

LFO Filter

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FX(1)

 

 

 

FX(2)

 

 

FX(3)

 

 

 

FX(1)

 

FX(2)

 

FX(3)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2-7エフェクトの種類の設定

 

 

 

 

 

フィルター動作モードのパラメーターは、以下の設定のままで試してみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッド123

 

 

フィルター動作モード=スロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パッド567

 

 

フィルター動作モード=LFO

 

 

 

 

 

 

 

 

ほとんどのパッドで押してすぐに音が消えてしまい、有効なエフェクトがありません。

前に説明した通り、Combo FX機能を実行したときにはエフェクトをオンする他にフィルター(HPF)の効果をかけています。 したがって、エフェクトの種類にFilter系を選んでしまうとCombo FX機能は効果を発揮しなくなります。

それでは、Filter系のエフェクトをCombo FXで使いたいときはどうすればよいのでしょうか? パラメーターを適切に調整すれば大丈夫です。今度はフィルター動作モードのパラメーターだけでなく、FXレベルのパラメーターも変更しましょう。FXレベルのパラメーターは、初期状態ではすべてレベル 100ですが、次のように設定を変更しましょう。 パラメーターの変更はユーティリティモード2で設定します。

パッド1

フィルター動作モード=オフFXレベル=レベル 75

パッド2

フィルター動作モード=オフ

FXレベル=レベル 50

パッド3

フィルター動作モード=オフ

FXレベル=レベル 50

パッド5

フィルター動作モード=オフ

FXレベル=レベル 100

パッド6

フィルター動作モード=オフ

FXレベル=レベル 75

パッド7

フィルター動作モード=オフ

FXレベル=レベル 100

ユーティリティーモード2 を起動する Serato DJを終了させます。

一度コントローラーの電源をオフして、右側のデッキの[SHIFT] ボタンと[PLAY/PAUSE] ボタンの両方を押しながら、 電源をオンします。

右側のデッキの[ROLL] モードボタンを押す

設定したいパッドを押し、右側デッキの[PARAMETER￿] ボタン、または[PARAMETER￿] ボタンを押して、設定を変更します ◆ 押したパッドが点灯し、現在設定されている値がレベルインジケーターに表示されます。

オフ オフ オフ

オフ オフ オフ

右側のデッキの[HOTCUE] モードボタンを押す

設定したいパッドを押し、右側デッキの[PARAMETER￿] ボタン、または[PARAMETER￿] ボタンを押して、設定を変更します。 ◆ 押したパッドが点灯し、現在設定されている値がレベルインジケーターに表示されます。

75 50 50

100 75 100

一度コントローラーの電源をオフして、再度電源をオンします。 ◆ 電源オフにしたあと、1秒以上待ってから電源オンしてください

では、この設定で試してみましょう。

Serato DJを起動し、コントローラーをCombo FXに設定します

それぞれのパッドを押してみましょう。 FX BEATSの設定は2がよいでしょう。

今度はそれぞれのパッドでエフェクトの効果が確認できたと思います。

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