2. Combo FX

Combo FX 機能は、パッドを押し続けることで、ワンアクションでエフェクトとフィルターが同時にかかります。これにより、音量を減衰させながらエフェクトをかけることができ、楽曲の展開に抑揚を付けたパフォーマンスが可能になります。基本操作編最初に、エフェクトの機能がどのようにパッドに割り当てられているか見てみましょう。

それぞれのパッドでコントロールできるエフェクトの機能は図2-1のように割り当てられています。 ご覧のように、1つのエフェクトにつきパッドが2つずつ割り当てられています。

各パッドでは、異なるパラメーターをアサインできます。 パラメーターについては後で詳しくご紹介します。パッド4とパッド8ではFX BEATSを調整します。

Serato DJ のエフェクトには「マルチ FX モード」と「シングルFX モード」の2 つのモードがあります。 Combo FX 機能は、マルチFX モードでのみ使用可能です。

FX(1)

FX(2)

FX(3)

FX BEATS

 

 

 

 

Pad1

Pad2

Pad3

Pad4

BEATS

UP

FX(1) FX(2) FX(3)

Pad5

Pad6

Pad7

Pad8

BEATS

DOWN

2-1機能の割り当て実際にCombo FX機能を使ってみましょう。次のいづれかの操作をして、[FX]パネルを表示します。

[FX] パネルが表示されるまで、Shift ボタンを押しながらブラウズエンコーダーを何度か押す。

コンピューター画面の[FX] ボタンをクリックする。

 

Echo

 

 

Reverb

 

 

Delay

 

Echo

 

Reverb

 

Delay

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FX(1)

 

 

FX(2)

 

 

FX(3)

 

FX(1)

 

FX(2)

 

FX(3)

2-2エフェクトの種類の設定

2-2に示すように、エフェクトの種類をFX(1)EchoFX(2) ReverbFX(3) Delayとなるように設定します。 エフェクトの種類を選択するには次のいづれかの操作をします。

Shift ボタンを押しながらエフェクト[ON] ボタンを何度か押す。

コンピューター画面のドロップダウンメニューから選択しクリックする。

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