では、この設定でパッドを操作してみましょう。

Echo Version Echo の操作は先程の設定と同じなので詳細な説明は省略します。

FX BEATSの設定は1/2に設定します。 パッド3を押してみましょう。

パッドを押した瞬間の音声を1/2拍周期で繰り返し再生します。

以下の操作例のようにパッドを押すと効果的です。

Pitch Looper

操作例10) 小節の頭から2小節の間だけパッド3押す。 1小節経過したところでパッド8を押してBEATS1/2から1/4に切り換える。

:パッド3を押すタイミング

BEATS=1/2

BEATS=1/4

パッド8を押す

今度はFX BEATSの設定は1に設定します。

以下の操作例のようにパッドを押すと効果的です。

操作例11) 小節の頭から3小節の間だけパッド3押す。 1小節経過したところでパッド8を押してBEATS1から1/2に切り換える。

2小節経過したところでパッド8を押してBEATS1/2から1/4に切り換える。

:パッド3を押すタイミング

BEATS=1

BEATS=1/2

BEATS=1/4

パッド8を押す パッド8を押す

次に、パッド7を押してみましょう。

パッド7を押したときは押した瞬間からフィルターの効果がかかります。

パッド3の操作方法と同様に1小節ごとに繰り返し周期を短くしていくと効果的です。

さて、Pitch Looperは、楽曲の音声を繰り返すRollのような効果とピッチを変える効果の2つの効果を持っていると説明しましたが、 操作例10)や11)ではRoll効果しか使っていません。

今度はピッチを変える効果を操作してみましょう。 Pitch Looperでピッチを変えるにはFXノブを回します。

FX Knob

FXノブは最初センター位置にしておき、右方向または左方向へ回します。 ノブを右方向へ回すとピッチが段々と上がっていきます。

ノブを左方向へ回すとピッチが段々と下がっていきます。

操作例10)や11)と同時にノブの操作を実行すると、Roll効果に加え、ピッチUP/DOWNの効果がかかり、非常に面白い エフェクトになります。

詳しくは次のページの操作例12)および13)をご覧ください。

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