Chapter 5:

コントロールパネル・ ソフトウェア

はじめに

デバイスドライバには、DELTA Audiophile 2496 をコン トロールするためのコントロールパネル・ソフトウェア が含まれます。コントロールパネル・ソフトウェアは、 DELTA Audiophile 2496 ←→デバイスドライバ←→コント ロールパネル・ソフトウェア←→オーディオアプリケー ションまでの情報の流れの中で、DELTA Audiophile 2496 を使用する上での重要な設定を行います。コントロール パネル・ソフトウェアを把握することで装備された機能 全てを効率良く的確に使用できます。

Mac OS 9.x でのコントロールパネル・ ソフトウェアの仕様(DeltaPanelPPC

Mac OS 9.x のコントロールパネル・ソフトウェアの名称 は、DeltaPanelPPCになります。インストールガイド に従ってドライバをインストールし、OS を再起動してか ら、Delta Panel PPCを起動して下さい。また、ASIO 対応アプリケーションの ASIO コントロールパネルからも起動させることもできます。

Monitor Mixer

コントロールパネル・ソフトウェアを起動すると初めに 表示されるのが Monitor Mixer です。Monitor Mixer は、 PCI HOST カードに装備した 36Bit Digital Signal Processor

DSP)処理のゼロレイテンシーモニターミキサーをコ ントロールします。Monitor Mixer の出力は、アナログ 1/2ch 出力またはデジタル出力へ割り当てられ、ボリュー ム / ソロ / ミュート / パンをコントロールします。

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1.Master VolumeMonitor Mixer の左に表示されてい るチャンネルが Master Volume で、最も長いストロー クを採用しています。Master Volume では、Monitor Mixer 全体の出力レベルをコントロールします。Peak Maters はフルスケールに対しての出力シグナルレベル を表し、Master Volume フェーダーから直接影響を受 けます。

2.Mixer InputMixer Input は、Monitor Mixer の入力に なります。Mixer Input は、DELTA Audiophile 2496

アナログ / デジタル入力とオーディオアプリケーショ ン(オーディオアプリケーションから DELTA への出力) が入力されます。DELTA Audiophile 2496 の物理的入力 とオーディオアプリケーションの出力が入力されるこ とで、Mixer Input は柔軟な機能となっています。各 入力チャンネルではボリューム / ソロ / ミュート / パ ンのコントロールが可能です。Peak Maters は、各チャ ンネルへ入力されたソースのプリフェーダーレベルを 表示するため、フェーダーをコントロールしても変化 はありませんが、Master Volume から出力されている レベルには影響します。

以下は、Monitor Mixer の各チャンネルに入力されるソー スを表しています。

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DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 5