1.Level Fader:フェーダーをドラッグしてレベルのコン

トロールを行います。Monitor Mixer には、ゲインが

備わっていないためシグナルレベルを下げるために

フェーダーを使用し、最大値は 0dB Unity Gain

なります。また、各フェーダー上には 0.5dB 単位の微

調整が可能なコントローラーも備わっています。

2.Peak Maters:オーディオシグナルを フルスケール

このパッチベイ機能は、Monitor Mixer と連動していま す。Monitor Mixer のステレオマスター 2ch 出力(Master Volume)は、このパッチベイの H/W Out 1/2HW Out S/PDIF Monitor Mixerを選ぶことで出力されます。

1

2

0dB)に対しての dB表示します。メーターは 3 セクショ

ンに分かれており、-3dB0dB(赤色)ではクリップ

が発生する可能性がありますので注意が必要です。出

力の 0dB はフルスケールを意味していますので、ハー

ドウェア的にクリップすることは不可能になります。

3.Pan:ハンドルを左右にドラッグしてパンニングのコ

ントロールを行います。パンニングの値は、Master

の下に で表示され、

は左、“ ”

a

b c

d e

5

Volume

%

-100%

100%

は右、中央は 0%と表示されます。

 

4.Solo:チェックを入れたチャンネルのみサウンドを出

力します。複数のチャンネルを Soloに設定してい

ると、Soloチャンネルは Solo バスから送信されます。

5.Mute:チェックを入れたチャンネルのみサウンドを

消音します。

 

 

 

6.Stereo Link:チェックを入れることにより、左右 2 チャ

ンネルの Level Faderをペアにして片方のハンドル

をスライドさせると左右 2 チャンネルとも同時にコン

トロールすることが可能になります。

 

以下は、DELTA Audiophile 2496 の各出力ポートを表して います。

1.H/W Out 1/2DELTA Audiophile 2496 のアナログ

1/2ch へ出力されるソースをセレクトします。

2.H/W Out S/PDIFDELTA Audiophile 2496 のデジタル (S/PDIF)へ出力されるソースをセレクトします。

以下は、DELTA Audiophile 2496 から出力されるソースを 表しています。

a. WavOut 1/2:オーディオアプリケーションからのシグ ナルを出力します。

Patchbay/Router

Patchbay/Router では、PCI HOST カードに装備した 36Bit

Digital Signal ProcessorDSP)処理で、DELTA Audiophile 2496 の各出力ポート(アナログ / デジタル)へ任意のソー スを出力することを可能にする優れたパッチベイとして 機能します。しかも、DELTA Audiophile 2496 単体で動作 しているため、オーディオアプリケーションでのレコー ディング中でも独立してリアルタイムにコントロールす ることが可能です。

このパッチベイ機能は、アナログ / デジタル出力へ任意 のソースを瞬時に出力することが可能になるため、リア ルタイム A/D D/A コンバーターとしても利用できます。 また、アナログ / デジタル出力へ同ソースを出力するこ とで、完全なデュプリケーターとしても機能します。

b.Monitor MixerMonitor Mixer Master Volume(マ

スター 2ch ミックス)を出力します。

c. S/PDIF InDELTA Audiophile 2496 のデジタル(S/PDIF

入力からのシグナルを出力します。

d.S/PDIF InL/R Rev.):DELTA Audiophile 2496 のデジ タル(S/PDIF)入力の位相を反転して出力します。

e. H/W In 1/2DELTA Audiophile 2496 のアナログ 1/2ch

入力からのシグナルを出力します。

DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 5

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