4. Multitrack Driver Devices

DELTA Audiophile 2496 は、全チャンネル及び複数の DELTA シリーズの録再生を同期することが可能です。

Single and In-Syncマルチチャンネルでの録再生が 可能なオーディオアプリケーションを使用してい る場合にはチェックを入れます。DELTA Audiophile 2496 の全チャンネルを同期させます。

Independentステレオ 2 チャンネルでの録再生が 可能なオーディオアプリケーションや、複数のオー ディオアプリケーションで DELTA Audiophile 2496

を共有する場合にはチェックを入れます。

Multiple Card Syncこのオプションは、複数の

DELTA シリーズがインストールされている場合に有 効になります。このオプションにチェックを入れる と、複数の DELTA シリーズの全チャンネルを同期さ せます。

5.DMA Buffer Size

ここでは、システムメモリのオーディオバッファ使用 率を設定します。オーディオバッファの値を小さくする と、レイテンシー(発音の遅れ)を小さくすることがで き、ソフトウェアインストゥルメントのリアルタイムプ レイやリアルタイムエディッティングに有効ですが、極 端に値を小さくするとオーディオストリームエラーを起 こし、ポップやクリックノイズが発生する場合がありま す。また、オーディオバッファを大きくする程レイテン シー(発音の遅れ)が大きくなりますが、オーディオス トリームエラーが発生せず音質も向上します。

※起動しているオーディオアプリケーションを終了しな ければ、この値は変更できません。

6. Disable Control of the Monitor Mixer and Patchbay / Router by Audio Applications

このチェックボックスは、36Bit DSP ゼロレイテンシー モニターミキサーをご利用になっているユーザー様から のご要望によって、新たに追加された機能です。一般的 なオーディオアプリケーションには、レコーディングす るソースをダイレクトにサウンドカードへ返してレイテ ンシーなしにモニターすることを可能にするダイレクト モニタリング機能が装備されていますが、これらの処理

はソフトウェアによって行われ若干のレイテンシーを含 んでいるため、36Bit DSP ゼロレイテンシーモニタリン グを優先して常に利用できるように、このチェックボッ クスへチェックを入れると、オーディオアプリケーショ ンのダイレクトモニタリング機能を停止させることがで きます。

7.Variable Signal Levels

外部機器との接続部分で発生するノイズを最小限にする ために、アナログ出力感度を Consumer-10dBVい ずれかのシグナルレベルに設定して使用することを可能

としています。Consumerでは 0dB ノミナル(公称)

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信号レベル、-10dBVでは -10dBノミナル(公称)信

号レベルになります。

アナログ入出力の感度は、一般的に民生用機器で

-10dBVのラインレベルが標準になっているのに 対し、業務用機器では +4dBu が使用されます。接 続する機器同士が同じレベルでなければ歪み・劣化 の要因になります。

S/PDIF

S/PDIF では、デジタルフォーマット・SCMS・エンファ シスなどデジタル出力に関する設定と、ステータスを表

示します。また、Consumer Professional Advancedチェックボックスがあり、ステータスビットをデジタル シグナルに含むことができます。

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1. Digital Output Format

ここでは、デジタル(Coaxial)出力のデジタルフォーマッ トを選択します。デジタルフォーマットにはConsumerまたは Professionalが選択できます。

DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 5

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