ケーションでサンプリングレートの変更ができなくな ります。初期設定では、“Rate Locked” にチェックさ れていません。
•Reset Rate When Idle:DELTA Audiophile 2496 は、最 後に終了したオーディオアプリケーションのサンプリ ングレートで動作を続けます。Reset Rate When Idle に
チェックを入れると、オーディオアプリケーション終 了後に初期設定のサンプリングレートで動作するよう になります。従って、Reset Rate When Idle にチェック が入っていないと、最後に終了したアプリケーション のサンプリングレートが 22.5kHz だった場合、デジタ ルミキサーやパッチベイも 22.5kHz で動作を続けるた め、音質が劣化します。
3.S/PDIF Sample Rate:
DELTA Audiophile 2496 に接続したデジタル(S/PDIF)入 力からマスタークロックを供給する場合、デバイスド ライバへサンプリングレートを先読みさせるために、 DELTA Audiophile 2496 に接続したデジタル機器の最も近 似値なサンプリングレートを選択します。8kHz ~ 16kHz などのローサンプリングレートの場合は、デジタル機器 の性能によっては適切にロックしない場合があります。 ここで選択されたサンプリングレートは、オーディオア プリケーションで利用可能なサンプリングレートになり ます。従って、オーディオアプリケーションも同じサン プリングレートにしなければ、適切に動作致しません。
4.DMA Buffer Size:
ここでは、システムメモリのオーディオバッファ使用 率を設定します。オーディオバッファの値を小さくする と、レイテンシー(発音の遅れ)を小さくすることがで き、ソフトウェアインストゥルメントのリアルタイムプ レイやリアルタイムエディッティングに有効ですが、極 端に値を小さくするとオーディオストリームエラーを起 こし、ポップやクリックノイズが発生する場合がありま す。また、オーディオバッファを大きくする程レイテン シー(発音の遅れ)が大きくなりますが、オーディオス トリームエラーが発生せず音質も向上します。
※起動しているオーディオアプリケーションを終了しな ければ、この値は変更できません。
5.Sound Manager I/O:
DELTA Audiophile 2496 を SoundManager ドライバで使用 する場合、オーディオ入出力ポートを直接選択する機能 を備えていないアプリケーション(iTunes や Apple DVD Player)で DELTA Audiophile 2496 を使用する場合には、 ここで入出力ポートを選択します。
※オーディオ入出力ポートを直接選択する機能を備え ているアプリケーションの場合には、アプリケーショ ンのユーザーズガイドを参照して、DELTA Audiophile 2496 の入出力ポートを選択して下さい。SoundManager
ドライバは、DELTA Audiophile 2496 の 2ch(ステレオ) 5 の入出力しか同時に使用できない制限があります。ま
た、Mac OS 9.x の制限でサンプリングレートは最高で 44.1kHz までしか使用できません。
6.Variable Signal Levels:
外部機器との接続部分で発生するノイズを最小限にする ために、アナログ出力感度を “Consumer”
※アナログ入出力の感度は、一般的に民生用機器で
は
7.Multitrack Driver Devices:
DELTA Audiophile 2496 は、全チャンネル及び複数の DELTA シリーズの録再生を同期することが可能です。
•Independent:ステレオ 2 チャンネルでの録再生が 可能なオーディオアプリケーションや、複数のオー ディオアプリケーションで DELTA Audiophile 2496
を共有する場合にはチェックを入れます。
•
シリーズがインストールされている場合に有効にな ります。このオプションにチェックを入れると、複 数の DELTA シリーズの全チャンネルを同期させます。
DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 5 | 27 |