リアルタイムミキシング / 内部ルーティング
リアルタイムミキシング機能は、DELTA Audiophile 2496 の中にハードウェアデジタルミキサーが装備されている と理解して下さい。このミキシング機能は、オーディオ アプリケーションからの出力と外部機器からの入力をミ キシングして、DELTA Audiophile 2496 アナログ 1/2ch ア ウト・デジタルアウトへ出力することを可能にしていま す。
一般的なオーディオアプリケーションでは、予めレイテ ンシーを踏まえた上でプレイバックのタイミングを調整 するため、実際耳に聞こえるサウンドはレイテンシーを 含んでいません。例えば、完成されたリズムトラックの オーディオファイルをモニターしながらギターをリアル タイムでレコーディングする場合、リズムトラックはレ イテンシーを含んでいませんが、ギターの音もレイテン シーを含まずモニターできるのが望ましいと言えます。 36Bit DSP を経由すれば、この問題を回避することがで きます。
各チャンネルをミックスしたステレオ 2CH マスター出力 は、DELTA Audiophile 2496 アナログ 1/2ch アウト・デジ タルアウトへ出力することが可能です。
アプリケーションからの | DELTA Audiophile 2496 の | ||
1ch ~ 4ch 出力 | 1ch ~ 4ch 入力 | ||
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マスター出力
このテクノロジー使用すれば、ソフトウェアインストゥ ルメントをホスト MIDI アプリケーションでシーケンス させながら、同時にソフトウェアインストゥルメントの サウンドをオーディオアプリケーションでレコーディン グしたり、複数のオーディオアプリケーションのサウン ドをリアルタイムに再生 / ミックスしながら、オーディ オアプリケーションでリアルタイムにレコーディングす ることまでも可能になります。
入力ポートを名称で表すオーディオアプリケーションで | 4 |
は、Mixer IN と表示されます。入力ポートを数値で表す |
アプリケーションでは、Input
Master Volume のルーティング(内部パッチ)
各チャンネルをミックスしたステレオ 2CH マスター出力 は、DELTA Audiophile 2496 アナログ 1/2ch アウト・デジ タルアウトへ出力する以外にも、オーディオアプリケー ションの入力ポートとしても認識されます。つまり、ゼ ロレイテンシーモニタリング以外にもゼロレイテンシー の状態でミックスダウンしながらオーディオアプリケー ションでリアルタイムレコーディング(内部パッチ)す ることまでも可能になるのです。
DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 4 | 21 |