•ワードクロックを S/PDIF から供給するように設定 している場合には、コントロールパネル・ソフト ウェアの Master Clock が “S/PDIF” になっているか 確認し、接続しているデジタル機器の電源が入って いるか、ワードクロックを提供する設定になってい るか確認して下さい。
ドライバがインストールされているのにレコーディ ングができない場合:
•オーディオアプリケーションの入力ポートに DELTA Audiophile 2496 が選ばれているか確認して下さい。 入力ポートを数値で表すアプリケーションでは、
“Input 1・2= アナログ入力”・“Input 3・4 = デジ タル入力”・“Input 5・6 = Monitor Mixer 入力” に
なります。
•外部機器をプレイバックして、コントロールパネ ル・ソフトウェアの Monitor Mixer で外部入力の LED が反応しているか確認して下さい。LED に反応 が無い場合には、外部機器からサウンドが出力され ていません。
•S/PDIF 入力を使用してレコーディングする場合に は、コントロールパネル・ソフトウェアの Master Clock に“S/PDIF”が選ばれているか確認して下さい。 また、“Locked”と表示されているか確認して下さい。 “Unlocked” になっている場合には、外部デジタル 機器がクロックを送信していませんので、外部デジ タル機器のメーカーにお問い合わせ下さい。
•MME で使用する場合には、マイコンピュータ|コ ントロールパネル|マルチメディア(サウンドとマ ルチメディア)|オーディオの優先するデバイスに
“DELTA Audiophile 2496” が選択されているか確認 して下さい。
ドライバが正しくインストールされているのに録音 や再生にノイズが混じる場合:
•オーディオアプリケーションの CPU/HD パフォーマ ンスメーターを確認して、オーディオトラック数を 減らすか使用中のエフェクトプラグイン等を減ら して下さい。
•一 部 の ソ フ ト ウ ェ ア イ ン ス ト ゥ ル メ ン ト や オ ー デ ィ オ ア プ リ ケ ー シ ョ ン で は、 小 さ い オ ー デ ィ オバッファーに対応していない場合があります。
DELTA Audiophile 2496 またはオーディオアプリケー ションのオーディオバッファーサイズを大きな値 に変更して下さい。
•DELTA Audiophile 2496 の IRQ を確認して下さい。 一般的に DELTA Audiophile 2496 が安定して動作す る IRQ は、5・9・10 に な り、 で き る だ け DELTA Audiophile 2496 のみに IRQ を一つ割り当てて(他 の機器とシェアしない)下さい。IRQ は、BIOS で
変更するのが一般的ですが、一番簡単な方法は、 |
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DELTA Audiophile 2496 がインストールされている |
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6 | ||
PCI スロットの位置を変えることで、他の IRQ へ割 | ||
り振られます。 |
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•
•ハードディスクのデフラグを行って下さい。
•モニターのカラー階調を低く設定して頂くと改善 される場合があります。
•複数のアプリケーションで DELTA Audiophile 2496
を同時使用する場合にノイズが乗る場合がありま す。この場合は、常時使用しないアプリケーション を一旦終了して下さい。
ワードクロックにロックできない場合:
•古いデジタル機器では、再生と録音で使用できる サンプリングレートが異なる場合があり、44.1 や 48kHz に対応していない場合もありますので対応サ ンプリングレートを確認して下さい。また、規格が 同じであってもジッターの許容範囲誤差、インター フェイスのチップセットとの相性などの理由で録 音、再生にノイズが混在する、あるいは音質の劣化 が発生する場合があります。これらのワードクロッ クに関する問題が発生した場合には、ワードクロッ ク・ジェネレーターをお試し下さい。
DELTA Audiophile 2496 User's Guide : Chapter 6 | 45 |