Axiomシリーズ・ユーザーガイド

バンク・チェンジを送信する

49鍵盤または61鍵盤モデル:

<Bank LSBまたはBank MSBボタンを押します。

<LCDディスプレイには最後に送出されたバンク番号が点滅します。

<数値キーパッドで1から127までのプログラム・チェンジを入力します。

25鍵盤モデル:

<Advancedボタンを押します。

<Bank LSBキーまたはBank MSBキーを押します。

<LCDディスプレイには最後に送出されたバンク番号が点滅します。

<数値入力キーで1から127までのプログラム・チェンジを入力します。

<Enterキーを押して入力した値を確認します。

プログラムとバンク設定は、Axiomに搭載されている20種類のメモリ・ロケーションのいずれにも保存が可能です。セクション3.2で 詳しい解説をお読み下さい。

2.4MIDIコントロール・メッセージ

128種類のMIDIコントロール・メッセージは、DAWや外部MIDI機器をMIDIによりパラメータをコントロールするために使用できます。コント ロールできるパラメータには、例えばボリューム、パン、エクスプレッション、リバーブ、コーラス、ポルタメント等です。

Axiomの各コントローラは、これらのパラメータをコントロールするために128の標準的なMIDIコントロール・メッセージの内いずれのメッ セージも送信することができます。コントロール・メッセージが動作するためには、送信先のMIDI機器がこれらのメッセージを受信すること ができる必要があります。これらのコントロール・メッセージについては付録Cを参照して下さい。

例えば、モジュレーション・ホイールでリバーブ量をコントロールできるように設定する場合には、コントロール番号91をモジュレーション・ホ イールに割当てることで実現できます(Axiom 25ではコントロールA10Axiom 49Axiom 61ではコントロールA19です)。

その他よく使用されるエフェクトを以下の表にリストしました(全リストについては付録Cを参照して下さい)。

エフェクト

コントロール番号

 

 

モジュレーション

1

 

 

ボリューム

7

 

 

パン

10

 

 

エクスプレッション

11

 

 

リバーブデプス

91

 

 

コーラスデプス

93

 

 

バーチャル・インストゥルメントには数多くの種類があり、そのほとんどはMIDIコントロール・メッセージに対応するため、Axiomで様々な パラメータをコントロールすることができます。DAWや外部MIDI機器のマニュアルを参照しコントロール番号を確認して下さい。

2.4.1追加のメッセージ – 128から131

128MIDIコントロール・メッセージ(0から127)があるということを述べましたが、付録Cには132の割当て可能なコントロール・メッセ ージがリストされています。この理由は、128から131のメッセージはRPNメッセージとして標準的なMIDI規格で定義された別の種類の MIDIメッセージに該当するためです。この追加のメッセージはその他のMIDIコントロール・メッセージと全く同じ方法でAxiomから割当て ることができます。RPNメッセージのコントロールについては以下の通りです。

コントロール番号

MIDIメッセージ

仕様

 

 

 

128

ピッチ・ベンドの感度

ピッチベンドのレンジを変更します。

 

 

 

129

マスターチューン(大まかな調整/coarse

シンセサイザーまたは音源モジュールの大まかな調律の調整をします。

 

 

 

130

マスターチューン(細かな調整/fine

シンセサイザーまたは音源モジュールの細かな調律の調整をします。

 

 

 

131

モノフォニック・アフタータッチ*

ビブラートエフェクトを加えます。

 

 

 

*モノフォニック・アフタータッチはRPNメッセージではありません。標準的なMIDI規格に定義された追加のエフェクト・メッセージである ため、付録Cにリストしてあります。

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M-Audio Axiom manual Bank LSBまたはBank MSBボタンを押します。, Bank LSBキーまたはBank MSBキーを押します。, Midiコントロール・メッセージ, 1 追加のメッセージ 128から131