Axiomシリーズ・ユーザーガイド
有効なゾーンは常にLCDディスプレイに表示されます。
ゾーンには数多くの関連するパラメータが含まれ、関連するパラメータを編集すると現在同時に有効な全てのゾーンに影響します。様々なゾ ーン・パラメータを編集するには以下の方法に従います。
各ゾーンの有効/無効のステータスは20種類のメモリ・ロケーションに保存することができます。ゾーンの設定はグループAに保存されるた め、このデータを保存するにはグループAを有効にしておく必要があります。グループについてはセクション3.2.1を参照して下さい。
3.6.3ゾーン・チャンネル
ゾーン機能を使用して異なる種類のインストゥルメントをコントロールするには、各ゾーンが異なるチャンネルで送信できるよう設定する必 要があります。
ゾーンのチャンネルを割当てる:
49鍵盤または61鍵盤モデル:
<Glob ChanとZone Rangeを同時に押し、ゾーン・チャンネル設定にアクセスします。Zone/GroupボタンのLEDが点灯 し、Zone/Groupモードが自動的に選択されます。
<LCDディスプレイには自動的に選択されたゾーンの現在の送信チャンネルが表示されます。ゾーン・ボタンの1から4を使用 して別のゾーンを選択することもできます。同時に複数のゾーンを有効にすることができますが、変更を加えられるのは点 滅しているシンボルのゾーンだけです。
<数値キーパッドを使用して新たにチャンネル番号(00から16)を入力します(ゾーンをチャンネル00に割当てると、そのゾー ンがグローバル・チャンネルで送信するように設定されます。詳細はセクション2.2を参照して下さい)。
<チャンネルの編集が終了すると、ゾーン/グループ・モードは自動的に解除されます。
<同様の方法で、残りのゾーンについてチャンネル設定を編集します。
25鍵盤モデル:
<Advancedボタンを押します。
<Zone Chanキーを押します。
<LCDディスプレイには自動的に選択されたゾーンの現在の送信チャンネルが表示されます。ゾーン・ボタンの1、2、3を使用 して別のゾーンを選択することもできます。同時に複数のゾーンを有効にすることができますが、変更を加えられるのは点 滅しているシンボルのゾーンだけです。
<数値キーを使用して新たにチャンネル番号(00から16)を入力します。(ゾーンをチャンネル00に割当てると、そのゾーンが グローバル・チャンネルで送信するように設定されます。詳細はセクション2.2を参照して下さい。)
<Enterキーを押して確認します。
<同様の方法で、残りのゾーンについてチャンネル設定を編集します。
各ゾーンの送信チャンネルは、20種類のメモリ・ロケーションに保存することができます。ゾーンの設定はグループAに保存されるた め、このデータを保存するにはグループAを有効にしておく必要があります。グループについてはセクション3.2.1を参照して下さい。
3.6.4ゾーンの範囲
ゾーンの範囲は任意のゾーンに含まれるキーの上限と下限を定義します。
ゾーンの範囲を設定する:
<Zone Rangeボタンを押します。Zone/GroupボタンのLEDが点灯し、Zone/Groupモードが自動的に選択されたことを示します。
<LCDディスプレイには現在有効な全てのゾーンのシンボルが点滅し、ゾーン範囲の設定で変更を加えることができるようになり ます。LCDディスプレイにはRangeのシンボルが表示されます。1から4(Axiom 25では1から3)のゾーン・ボタンを使用して選 択するゾーンを変更することができます。
<キーボードでゾーンの下限となるキーを押して選択します。LCDディスプレイにはノート番号を示す小さな数字が表示されます。
<キーボードでゾーンの上限となるキーを押して選択します。LCDディスプレイにはノート番号を示す小さな数字が表示されます。 上限と下限の2つのキーを押した後は、キーボードが自動的に通常のモードに戻り、編集ゾーンの範囲が更新されます。
注意:ゾーン範囲の設定を変更する時に複数のゾーンが選択されていると、選択された全てのゾーンがキーボードの同じ範囲に割当てられ ます。キーボードのその範囲が複数のMIDIチャンネルで送信されることになり、これはレイヤーのサウンドを作成する場合に有効な設定で す。キーボードを一度に1つのサウンドをコントロールする独立したセクションに分ける場合は、ゾーン範囲を設定する時にゾーンが1つだけ 選択されていて、割当てるセクションがキーボードの他のゾーンと重ならないことを確認して下さい。レイヤーのサウンド・エフェクトを出す ためにはゾーンを部分的、または全体に重ねることもできます。
各ゾーンの送信チャンネルは20種類のメモリ・ロケーションに保存することができます。ゾーンの設定はグループAに保存されるため、このデ ータを保存するにはグループAを有効にしておく必要があります。グループについてはセクション3.2.1を参照して下さい。
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