第 2 章 装置構成ユーティリティー (Setup Utility) の使用
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムは、コンピューターの電気的 消去可能プログラム式読み取り専用メモリー (EEPROM) 内に保管されています。装 置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムを使用すると、いずれのオペレ ーティング・システムを使用している場合でも、コンピューターの構成内容の表示 や変更ができます。ただし、同類の設定項目については、オペレーティング・シス テムの設定値が装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムの設定値を上 書きしてしまうことがあります。
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムの始動
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムを始動するには、次のように します。
1.この手順の開始時にコンピューターにすでに電源が入っている場合には、オペレ ーティング・システムをシャットダウンして、コンピューターの電源を切ってく ださい。
2.コンピューターの電源を入れたら、F1 キーを連打して、装置構成ユーティリテ ィー (Setup Utility) プログラムを起動します。
注: ユーザー・パスワード (User Password) または管理者パスワード
(Administrator Password) が設定されている場合、装置構成ユーティリティー
(Setup Utility) の設定を変更するためにはパスワードの入力が必要です。詳 しくは、『パスワードの使用』を参照してください。
ハードウェアが取り外されたか、あるいはご使用のコンピューターに新規ハードウ ェアが取り付けられたことを POST が検出した場合、装置構成ユーティリティー (Setup Utility) が自動的に開始することがあります。
設定値の表示と変更
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムの画面上部にあるメニューに は、システム構成の設定項目が横に並べて表示されますので必要に応じて選んでく ださい。
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムでは、キーボードを使用しま す。各画面の下端には、操作に必要なキーが表示されます。
パスワードの使用
装置構成ユーティリティー (Setup Utility) プログラムを使用することにより、パス ワードを設定して、無許可の人がコンピューターおよびデータにアクセスすること がないようにできます。以下のタイプのパスワードが使用可能です。
vユーザー・パスワード
v管理者パスワード
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