付録 C. 手入力によるモデム・コマンド
このセクションには、ご使用のモデムを手入力でプログラミングするためのコマン ドを表にしてあります。
コマンドは、モデムがコマンド・モード状態の時に受け入れられます。番号をダイ ヤルして接続が確立するまでは、ご使用のモデムはコマンド・モード状態にありま す。コマンドは、通信ソフトウェアが稼働している PC から、またはその他のどの ような端末装置からも、モデムへ送信できます。
モデムに送信されるすべてのコマンドは、AT で始まり、ENTER で終わる必要が あります。すべてのコマンドは大文字または小文字のいずれかで入力して構いませ んが、混ぜて使用することはできません。コマンド行を一層読みやすくするため に、コマンドとコマンドの間にスペースを入れることができます。パラメーターを 必要とするコマンドでそれを省略すると、ちょうど、0 のパラメーターとみなされ ます。
例:
ATH [ENTER]
基本 AT コマンド
以下の表では、太字で印刷されたパラメーターが、デフォルト設定です。
コマンド | 機能 | |
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A |
| 着信のコールに手入力で応答する |
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A/ |
| 最後に実行されたコマンドを繰り返す。このコ |
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| マンドは、先頭に AT を付けたり、最後に |
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| ENTER を入力する必要がありません。 |
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D_ |
| 0 - |
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| L | 最後の番号をリダイヤルする |
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| P | パルスによるダイヤリング |
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| 注: パルス・ダイヤリングはオーストラリア、 |
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| ニュージーランド、ノルウェー、および南アフ |
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| リカではサポートされません。 |
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| T | プッシュホンによるダイヤリング |
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| W | 2 番目のダイヤル・トーンを待つ |
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| , | 休止する |
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| @ | 5 秒の無音を待つ |
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| ! | フラッシュ |
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| ; | ダイヤリング後にコマンド・モードに戻る |
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DS=n |
| モデムの不揮発性メモリーに格納された 4 つ |
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| の電話番号のうちの 1 つをダイヤルする |
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