付録 B. 関連した保守情報
注: この保守手順は、問題の特定に役立てるものです。これらは、読者がすべての コンピューターについてモデルに固有な訓練を受けており、本書に記載されて いるコンピューター、機能、用語、および保守情報をよく理解していることを 前提としています。
安全上の注意
以下のセクションでは、IBM コンピューターの保守を行う前に理解しておく必要の ある安全上の注意を紹介します。
一般的な安全について
一般的な安全を確保するため、次のようなルールに従います。
v保守時および保守後、機械の設置区域では十分な整理整とんを行う。
v重いものを持ち上げるときは、次のようにする。
1.滑らずに安全な位置に立ちます。
2.持ち上げる物の重みを両足に均等に分散します。
3.ゆっくりと持ち上げます。持ち上げようとするときに、突然動いたり体をねじ ったりしないでください。
4.立って持ち上げるか、脚部の筋肉を使って押し上げて持ち上げます。この動き で、背中の筋肉のストレスが取り除かれます。重さが 16 kg を超える物や、 自分には重過ぎると思う物を持ち上げないでください。
vお客様に危険が生じる処置や、装置が危険な状態になる処置を行わない。
v機械を始動する前に、他のサービス技術員やお客様の要員が危険な位置にいない ことを確認する。
v機械の保守中、取り外したカバーやその他の部品は、人から離れた安全な場所に 置く。
vツール・ケースを通路から離れた場所に置いて、他の人がこのケースにつまずか ないようにする。
v機械の可動部に巻き込まれる危険性があるゆったりした衣服を着用しない。そで をボタンで留めたり、ひじの上まで巻き上げておきます。髪が長い場合は、結ん でおきます。
vネクタイやスカーフの端を衣服の中に入れたり、電気を通さないピンを選び、端 から 8 cm の位置で留める。
v宝石、チェーンなどのアクセサリー、金属フレームの眼鏡、金属性ファスナーの ある衣服を身に付けない。
確認: 金属製の物質は、よく電気を通します。
v次の作業を行うときは、安全眼鏡をかける。ハンマー打ち、穴あけ、はんだ付 け、ワイヤーの切断、スプリングの取り付け、溶剤の使用、または目に危険な状 態での作業。
v保守後、安全シールド、ガード、ラベル、およびアース線をすべて再取り付けす る。磨耗または欠陥のある安全機構はすべて交換します。
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