チャネルをサポートします。両チャネルの SCSI コネクターはシステム・ボード上 にあります。各チャネルは最大 15 個の SCSI 装置をサポートします。このコント ローラーは、以下のものを使用します。
v最大 320 MB/秒のデータ転送速度を達成するためのダブル・トランジション刻時
v互換データ転送速度を各装置と折衝するためのドメイン・ネーム妥当性検査
vデータの信頼性を高めるための巡回冗長検査 (CRC) (通常のパリティー検査は使 用しない)
vSCSI バス終了のためのアクティブ終了文字
SCSI コントローラーに接続された各 SCSI 装置は、固有の SCSI ID を持っていな ければなりません。 ID を使用すれば、SCSI コントローラーは、装置を識別し、同
一SCSI チャネル上のいくつかの異なる装置がデータ転送を同時に行えないように することができます。異なる SCSI チャネルに接続された SCSI 装置は、重複した SCSI ID を持つことができます。
ホット・スワップ・ドライブ・バックプレーンは、内部ホット・スワップ・ドライ ブ・ベイの SCSI ID を制御します。ただし、外部 SCSI 装置をオプションの SCSI アダプターに接続した場合は、その装置に固有の ID を設定する必要があります。 SCSI ID の設定方法については、装置に付属の説明書を参照してください。
一部のサーバー・モデルに付属している SCSI 信号ケーブルを使用して、4 個の内
部 SCSI 装置を取り付けることができます。外部 SCSI 装置を接続する場合は、追 加の SCSI アダプターを注文し、サーバーの背面から SCSI ノックアウトを取り外 し、新規のケーブルをシステム・ボードからこの開口部に接続します。外部装置で 使用するための正しいケーブルを選択して注文する場合は、IBM 販売店または IBM 営業担当員にご連絡ください。オプションの SCSI アダプターを使用するときは、 システム・ボード上の SCSI LED コネクターにも SCSI アダプターを接続して、 SCSI ハード・ディスク活動の表示を受け取るようにする必要があります ( 78 ペー ジの『システム・ボードの内部コネクター』を参照)。 SCSI ケーブルの最大長につ いては、ANSI Web サイト (http://www.ansi.org/) の米国規格協会 (ANSI) 規格を参 照してください。この規格を守れば、サーバーは正しく作動します。
ユニバーサル・シリアル・バス・コネクター
ユニバーサル・シリアル・バス (USB) 2.0 コネクターを使用して、USB 装置を接 続します。 USB 2.0 技術は、最大 127 台の装置および 1 セグメントあたり最大 5 メートルの信号距離を使用して、データを最大 480 MB/秒 (MBps) で転送します (サーバーに接続された装置が USB 装置である場合)。複数の USB 装置がサーバー に接続されている場合は、USB ハブは 2.0 でなければなりません。そうでない場合 は、すべての USB 2.0 装置は 12 Mbps でデータを転送します。プラグ・アンド・ プレイ・テクノロジーを使用して、USB 装置は自動的に構成されます。次の図は、 USB コネクターを示しています。
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4 ピン・ケーブルを使用して、装置を USB コネクターに接続します。サーバーに ある USB コネクターより多い USB 装置を接続する必要がある場合、USB ハブを 使用して、追加装置を接続します。