メモリー・モジュールの取り付け
以下には、サーバーがサポートするデュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) のタイプ、および DIMM を取り付けるときの考慮事項が記載されていま す。
vサーバーは、業界標準の PC2700 および PC3200 ダブル・データ速度 (DDR) の デュアル・インライン・メモリー・モジュール (DIMM) をサポートします。
vシステム・ボードには、4 個の DIMM コネクターが含まれており、両方向メモ リー・インターリーブをサポートします。
vサーバーで使用できる DIMM オプションは、256 MB、512 MB、および 1 GB です。サーバーは、最小 256 MB および最大 4 GB のシステム・メモリーをサ ポートします。
v使用可能なメモリー量は、システム構成によって削減されます。特定の量のメモ リーをシステム・リソース用に予約しておく必要があります。 BIOS は、取り付 け済みメモリーの総量と構成済みメモリーの量を表示します。
vサーバーでは、DIMM 1 メモリー・コネクターに 256 MB または 512 MB の DIMM が取り付けられています。サーバーに 1 個の DIMM が取り付けられてい る場合に追加の DIMM を取り付けるときは、DIMM 3 メモリー・コネクターに 取り付ける必要があり、また、DIMM 1 メモリー・コネクターに取り付けた DIMM と同じサイズ、速度、タイプ、およびテクノロジーでなければなりませ ん。さまざまなメーカーの互換性のある DIMM を混合できます。1 個の DIMM を取り付けると、サーバーは単一チャネル・サーバーとして実行されます。 DIMM 3 メモリー・コネクターに 1 個の DIMM を追加すると、サーバーはデュ アル・チャネル・サーバーになります。
vDIMM は一致したペアで取り付ける必要があります。 DIMM 1 および DIMM 3 メモリー・コネクターに取り付ける最初の DIMM ペアは、同じサイズ、速度、 タイプ、およびテクノロジーでなければなりません。さまざまなメーカーの互換 性のある DIMM を混合できます。 DIMM 2 および DIMM 4 メモリー・コネク ターに 2 番目の DIMM ペアを取り付ける場合、それらは、DIMM 1 および DIMM 3 メモリー・コネクターに取り付ける DIMM と同じサイズ、速度、タイ プ、およびテクノロジーである必要はありません。しかし、DIMM 2 および DIMM 4 メモリー・コネクターに取り付ける DIMM のサイズ、速度、タイプ、 およびテクノロジーは、互いに一致しなければなりません。
注: 3 番目の DIMM を取り付け、4 番目の DIMM を取り付けないでペアを作成 するのは、サポートされていません。
vエラー訂正コード (ECC) DIMM を持つ 2.5 V の、184 ピン、ダブル・データ速 度 (DDR)、PC2700 または PC3200 の、バッファーされていない同期ランダム・ アクセス・メモリー (SDRAM) のみを取り付けます。これらの DIMM は、最新 の PC2700 および PC3200 SDRAM のバッファーされていない DIMM 仕様と互 換性がなければなりません。サーバーがサポートするオプションのリストについ て、http://www.ibm.com/us/compat/ を参照し、自分の国を選択し、サーバーに関す るオプションのリストにナビゲートしてください。
vDIMM を追加または除去してからサーバーを再始動すると、サーバーは、メモリ ーの構成が変更されたことを示すメッセージを表示します。
DIMM を取り付ける場合は、次のステップを実行してください。
第 4 章 オプションの取り付け 31