Cisco Systems 3.1 manual セキュリティ上の考慮事項

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セキュリティ上の考慮事項

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概要

外部 DHCP サーバ

セキュリティ上の考慮事項

高度なセキュリティが必要な場合は、すべてのクライアントに対して DHCP サーバの IP アドレス の取得を要求することを推奨します。この要件を適用するためには、すべての無線 LAN を、DHCP Required に設定して、有効な DHCP サーバの IP アドレスを入力するように設定し、クライアント の固定 IP アドレスが禁止されるようにします。DHCP Required に設定されている 無線 LAN にアソ シエートするクライアントは、指定した DHCP サーバの IP アドレスを取得しないと、どのネット ワーク サービスへのアクセスも許可されません。

DHCP Required が選択されている場合、クライアントは DHCP を使って IP アドレスを取得しなけ ればならないことに注意してください。固定 IP アドレスを持つクライアントはすべて、ネットワー ク上で許可されなくなります。クライアントの DHCP プロキシとして動作する Cisco Wireless LAN Controller が、DHCP トラフィックを監視します。

セキュリティが多少劣ってもかまわない場合は、DHCP Required を無効に設定し、有効な DHCP サーバの IP アドレスを指定して、無線 LAN を作成することができます。その後クライアントは、 固定 IP アドレスを使用するか、指定された DHCP サーバの IP アドレスを取得するかを選択できま す。

また、オペレータは、DHCP Required を無効に設定し、DHCP サーバの IP アドレス を 0.0.0.0 に指 定した無線 LAN を別に作成することもできます。このような無線 LAN では、すべての DHCP 要求 がドロップするため、クライアントは固定 IP アドレスを使用しなければなりません。これらの無 線 LAN は、無線接続による管理をサポートしていないことに注意してください。

 

Cisco Wireless LAN Solution 3.1 製品ガイド

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OL-7955-01-J

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