機能解説

本機の対応信号

本機では、入力信号に合わせて自動的に最適な画質で表示 できるように、代表的な表示モードがお買い上げ時に設定 されています。

設定されている表示モード以外の入力信号に対しても、水 平周波数30130kHz、垂直周波数48170Hzの範囲で あれば、デジタルマルチスキャン機能で調整が行われるた め、歪みのほとんどない画像を表示できます。画像を微調 整する場合は、調整値が自動的にユーザーモードとして設 定され、同じ信号が入力されるたびに同じ調整値が選ばれ ます。

表示モード一覧

モード

解像度

水平周波数

垂直周波数

 

(ドット×ライン)

 

 

 

 

 

 

 

1

1600

× 1200

93.750 kHz

75 Hz

 

 

 

 

 

2

1280

× 1024

81.130 kHz

76 Hz

 

 

 

 

 

3

1152

× 900

71.809 kHz

76 Hz

4

1280

× 1024

79.976 kHz

75 Hz

 

 

 

 

 

5

1280

× 1024

71.691 kHz

67 Hz

 

 

 

 

 

6

1152

× 900

61.846 kHz

66 Hz

 

 

 

 

 

7

1024

× 768

60.023 kHz

75 Hz

 

 

 

 

 

8

1280

× 1024

120.941 kHz

112 Hz

 

 

 

 

 

省電力(パワーセービング)機能

本機は、VESANUTEKおよびENERGY STARのパワー

セービングガイドラインに対応しています。コンピュー ターからの入力信号がなくなると、自動的に次のような省 電力状態になります。

本機の状態 消費電力 !(電源)

インジケーター

通常動作時 135W以下 緑点灯

アクティブオフ* 3W以下 オレンジ点灯 (ディープスリープ)**

電源:切 約0W 消灯

*コンピューターが省電力状態になると、信号が入力されないた め、アクティブオフ状態になる前に「NO SIGNAL」表示が出 ます。そのあと、本機も省電力状態になります。

**「ディープスリープ」は、EPAEnvironmental Protection Agency)の定めた待機時の消費電力抑制状態です。

故障かな?と思ったら

お買い上げ店などにご相談いただく前に、次の事項をご確 認ください。

画面に細い横線が出たら

(ダンパーワイヤー)

本機で使用しているトリニトロン管では、特に白色のよう な明るい背景のとき、画面に細い水平の線が見えますが、 故障ではありません。

この線は、トリニトロン管内部のアパチャーグリルに取り 付けられたダンパーワイヤーの影です。

ダンパーワイヤーはアパチャーグリルの振動を抑える働き をしています。アパチャーグリルはトリニトロン管特有の 構造で、鮮明できめ細かな画質のために欠かせない役割を 果たしています。

ダンパーワイヤー

表示メッセージについて

入力信号が正しくないときは、画面に次のような表示メッ セージが出ます。

1に「NO SIGNAL」と表示されている場合

選んでいる入力端子からの入力信号がない状態です。 JP

 

 

I NFORMAT I ON

 

 

 

 

 

 

MON I TOR

I

S

WORK I NG

 

 

 

 

 

 

I NPUT

2

:

NO

S I GNAL

 

 

 

 

 

 

W

 

 

 

 

 

ACT I VATE

 

BY

COMPUTER

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CHECK

S I GNAL

CABLE

R

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CHECK

I NPUT

SELECTOR

G

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

B

 

2入力端子を表示する

現在選んでいる入力端子(INPUT 1またはINPUT 2) が表示されます。

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Image 127
Sony GDM-5510 operating instructions 本機の対応信号, 画面に細い横線が出たら, 表示メッセージについて