デジタル機器のサンプリングレートを選択し、ワードク ロックを供給する設定(S/PDIF・WordClock)を行います。 DELTA 1010 は、デジタル入力(S/PDIF)またはワードク ロック入力(WordClock)のストリームに同期し、正確 なデジタル転送が可能となります。

•DELTA 1010 のデジタル入力(S/PDIF)は、8kHz ~ 96kHz までのサンプリングレートをサポートしてい ます。ワードクロック入力(WordClock)は、8kHz ~ 50kHz までのサンプリングレートをサポートし ています。

マルチカード

DELTA シリーズでは、複数の DELTA シリーズを共存させ ることを可能にするマルチカードに対応しています。マ ルチカードとは、最大 4 機まで DELTA シリーズをコン ピュータへインストールし使用することを可能にするテ クノロジーです。つまり、特別なデジタルフォーマット

(TDIF・R-BUS)の I/O を増やしたい場合や、アナログ入 出力数を増やしたい場合に、システムを買い替えること なくニーズに合わせた DELTA シリーズをチョイス(増設) することを可能にしたテクノロジーです。

サンプリングレート

サンプリングレートは、デジタルオーディオをサンプリ ングする速度のことを意味しています。CD は 44.1kHz、 DAT やデジタルミキサーは 48kHz ~ 96kHz までのサン プリングレートを一般的に使用します。DELTA 1010 は、

8kHz・9.6kHz・11.025kHz・12kHz・16kHz・22.025kHz・

24kHz・32kHz・44.1kHz・48kHz・88.2kHz・96kHz まで のサンプリングレートを選択できます。この設定によっ て、レコーディングのクオリティを決定します。数値が 高い程クオリティも高くなりますが、数値を高くすると、 レコーディングに必要なディスクスペースやプロセッシ ングパワーも必要になりますので注意してください。

オーディオファイルを使用する場合は、サンプリング レートが異なるオーディオファイルを、同一ソング内で 混在させると正しい速度やピッチでレコーディング / プ レイバックが行えません。

一部のオーディオアプリケーションでは、8kHz・9.6kHz・

11.025kHz・12kHz・16kHz・22.025kHz・24kHz・32kHz・ 44.1kHz・48kHz・88.2kHz・96kHz までのサンプリングレー トに対応していない場合がございます。詳しくは、オー ディオアプリケーションの取り扱い説明書を参照して下 さい。

図 で は、DELTA 1010・DELTA TDIF・DELTA R-BUS・ DELTA 410 を一台のコンピュータにインストールし、入 力ポートを表示した例です。DELTA シリーズのマルチ カードドライバは、図のようにインストールされている DELTA シリーズに独自のナンバーを割り当てて、計 42ch が入力ポートとして認識されています。DELTA シリーズ のナンバーは、アナログ→デジタル→モニターミキサー の順に優先されて認識されます。

このテクノロジーを使用するには、複数の DELTA シリー ズをシンクロナイズさせることが重要になります。

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DELTA 1010 User's Guide : Chapter 2