
最近の DVD/CD プレーヤーは、Dolby Digital 5.1、DTS サ ラウンド、またはその他のマルチチャンネルフォーマッ トをデコードしますが、Bass Management は、6.1、7.1ch などのマルチチャンネルサラウンドサウンドを扱うこと を可能にしています。
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Bass Management は、特定のポイント以下(デフォルト では 80Hz)の Frequency はサテライトスピーカーでフィ ルターをかけられ、LFE(サブウーハー)に統合されま す。クロスオーバーポイント以下の Frequency は、サテ ライト及び、サラウンドスピーカーにルートされます。 Bass Management は、このようにシグナルをルートし、 DELTA 1010 からのアナログ出力をダイレクトにモニター スピーカーにルートします。Bass Management は、WDM ドライバーを使用可能なオペレーティング・システム
(Windows 2000 Service Pack 2 あるいは Windows XP) で、 様々なドライバ (MME、ASIO、GSIF) で使用可能です。
1.General Settings:
ここでは、基本的なオン / オフの切り替えとボリューム の設定を行います。
•ON/OFF:こちらを ON(デフォルトでは OFF)にする ことによりバスマネージメントシステムの使用が可能 になります。コマンドは、クリップボードにコピーし たサンプルをオーディオドキュメントの選択領域に追 加します。
•Volume Setting:デフォルトは
•PCM Limit:ソフトウェア内でクリップを生じる場合 こちらにチェックを入れるとクリップを取り除くこと ができます。
•Mute:チェックを入れるとすべての音声がミュート されます。
2.Speaker Freq. Response:
ここでは、サテライトスピーカーとサブウーハーに送 られる前の音声信号にクロスオーバーフリケンシーを 選択することによって音声信号のフィルタリングをしま す。ここで選択したクロスオーバーフリケンシーは、選 択されたクロスオーバーフリケンシーより上の周波数 は全てサテライトスピーカーにルートされ、下の周波数 は、LFE チャンネルで合計されてサブウーファーに送ら れます。またクロスオーバーフリケンシーのデフォルト 設定は 80Hz です。これは Surround EX に対応する標準 的な THX の場合に適しており、100Hz は標準的な Dolby Digital の場合に適しています。スピーカーのサイズと frequency に適したクロスオーバー frequency をセレクト して下さい。
“Virtual 6.1” と “Virtual 7.1” の設定は、Dolby Digital 5.1 EX と DTS 5.1 ES 2 通りの環境で使用できます。それは、 エンコードされたマトリクスによって、モノラルの 6 番 目、7 番目の仮想サラウンドリアースピーカーをクリエ イトするフォーマットです。6 番目のサテライトスピー カー(リアスピーカー)があり、前述のいずれかのフォー マットを使用する場合は、“Virtual 6.1” のチェックボッ クスをクリックして、“Virtual 6.1” の設定にさせます。6 番目と 7 番目のリアサラウンドスピーカーがある場合は、 “Virtual 7.1” チェックボックスをクリックして “Virtual 7.1” にさせます。Dolby Digital 5.1 EX と DTS 5.1 ES をの ディスクを再生していて、“Virtual 6.1” “Virtual 7.1” を 使用しない場合は、このチャンネルは LS、RS(Left サラ ウンド、Right サラウンド)のシグナル部分は残された ままになり、デコードされません。
また、DTS は実際の 6 番目のチャンネルを含む 6.1 サラ ウンドフォーマットであって、仮想(virtual)チャンネ ルではありません。6 番目のチャンネルを含む 6.1 サラ ウンドスピーカーを使用している場合は、virtual 6.1 を 使用する必要はありませんが、2 個のリアサラウンドス ピーカーを使用している場合には、“Virtual 7.1” のセッ ティングを起動して、6 番目のサテライトシグナルを 2 つのモノラルシグナルに振り分けることが可能です。
40 | DELTA 1010 User's Guide : Chapter 5 |