す。OMS は、優れた MIDI 管理ツールであり、シンプル

MIDI システムから大規模なスタジオ等での MIDI シ ステムまでの、MIDI アプリケーションや MIDI 機器との MIDI コミュニケートをサポートするプログラムです。

Opcode OMS 2.3.7 以 降 を イ ン ス ト ー ル し て か ら、 DELTA 1010 OMS ドライバをインストールする必要が あります。これは、MIDI アプリケーション←→ OMS

DELTA 1010 OMS ドライバ←→ DELTA 1010 ←→ MIDI

機器の流れで MIDI シグナルが送受信するため、OMS DELTA 1010 を認識させる必要があるからです。OMS の 概要 / インストール方法 / セットアップ方法は、ドライ バ CD-ROM内の OMS マニュアルを参照して下さい。

CoreMIDIMac OS X

Mac OS X DELTA 1010 MIDI I/O を使用するには、 CoreMIDI を使用して MIDI アプリケーションや MIDI 機 器とコミュニケートを行います。CoreMIDI では、Mac OS 9.x 環境と比べ更なるローレイテンシーパフォーマン スを実現し、正確な MIDI タイミングを提供しています。 Apple から提供されているプログラム(アプリケーション

>ユーティリティー > Audio MIDI 設定)で詳細な設定を 行うことも可能です。

DELTA 1010 MIDI を使用するには、アプリケーショ ンのユーザーズガイドを参照して、DELTA 1010 MIDI 入出力ポートを選択して下さい。

SLTEMac OS 9.x & Mac OS X

一般的な USB MIDI インターフェースでは、MIDI タイ ミング精度の問題が取り上げられていますが、M-AUDIOが開発した SLTE テクノロジーは、ハードウェア&デバ イスドライバの十二分に余裕を持ったバッファーによっ て、膨大な MIDI シグナルの送受信をアプリケーション の性能に依存せず直線的で非常に精密な MIDI タイミン グを実現しています。また、MTC やシステムエクスクルー シブなど負荷がかかる処理に威力を発揮します。

Windows 環境での設定

 

このセクションでは、DELTA 1010 Windows で使用す

 

る前の各セットアップ方法について解説します。

 

オーディオドライバモデル

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DELTA 1010 のドライバでは、オーディオドライバモデ

ルに MME/WDM ドライバ・Direct Sound ドライバ・ASIO 1/2 ドライバ・GSIF ドライバが用意されています。

サポートされるオーディオドライバや仕様は、随時変更 される可能性があります。最新の情報は、エムオーディ オジャパン Web サイトで得られます。

MME/WDMWindows

MME/WDM ドライバでは、Windows 本体から出力されて いるサウンド(システムサウンド等)や、MME 対応ア プリケーションのサウンド入出力を MME/WDM を経由し て DELTA 1010 で行うことができます。

※以下は、オーディオ入出力ポートを直接選択する機 能を備えていないアプリケーション(Windows Media Player 等)で DELTA 1010 を使用する設定方法です。オー ディオ入出力ポートを直接選択する機能を備えてい るアプリケーションの場合には、アプリケーションの ユーザーズガイドを参照して、DELTA 1010 の入出力 ポートを選択して下さい。

1.マイコンピュータ > コントロールパネル > マルチ メディアまたは サウンドとマルチメディアW クリックします。

2.オーディオタブをセレクトし、再生 / 録音にて、 使用する入出力ポートを選びます。

DELTA 1010 User's Guide : Chapter 3

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