オーディオコンバーターユニットの概要

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1.Power LED

9VACアダプターから電源供給が行われている状態で コンピュータを起動するとオーディオコンバーターユ ニットへ電源供給が行われ、LED が点灯します。

オーディオコンバーターユニットには電源スイッチ は備わっていません。また、コンピュータの電源が 入っている場合に電源供給されます。

2.MIDI In/Out LED

LED が点滅することによって、MIDI アプリケーション や外部 MIDI 機器からの MIDI シグナルを送受信している ことを表します。

一定の間隔で小刻みに MIDI In LED が点滅する場合 は、MIDI In に接続した MIDI 機器(MIDI キーボー ド等)がアクティブセンシングを送信し、DELTA 1010 が受信していることを表しています。

3.MIDI In/OutDIN 5pin

この DIN 5pin コネクターと MIDI 機器(MIDI キーボード・ MIDI 音源モジュール等)を接続することによって、MTC

16Channel までの MIDI シグナルの送受信が可能にな ります。通常 MIDI In には、コントローラー /MTC 等を 接続し、MIDI Out には、音源モジュール等を接続します。

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4.WordClock In/OutBNC

この BNC コネクターは、WordClock ジェネレーターや WordClock 対応機器と接続して、安定度の高い同期を可 1 能にします。また、BNC コネクターは、DELTA 1010 で使

用してるサンプリングレートと同一のワードクロックを 精密なクリスタル回路から出力します。

接続には、高品位な 75 Ω BNC ケーブルを使用して 下さい。また、安価な WordClock ジェネレーター では音質疲労が発生するため、できる限り高品位な WordClock ジェネレーターの使用を推奨します。

5.D-sub 25pin コネクター

このコネクターは、DELTA 1010 に付属する専用デジタル ケーブル(D-sub 25Pin)でオーディオコンバーターユニッ トと接続します。

D-sub 25pin ケーブルは、プリンタケーブルと同様 の仕様ですが、接続には必ず純正の D-sub 25pin ケー ブルを使用して下さい。純正以外のケーブルを使用 すると音質に影響する場合があります。

オーディオコンバーターユニットと PCI HOST カー ドの電源部は完全に独立しているため、PCI HOST カードのみコンピュータへインストールされている 状態でもデジタル入出力は使用できます。

6.アナログ入力(1/4 TRSTS

この 1/4 TRSTip-Ring-Sleeve)バランス、または TS Tip-Sleeve)アンバランスコネクターは、オーディオア プリケーションでレコーディングするアナログ機器(シ ンセサイザー・ミキサー等)を接続し、24Bit 96kHz まで

の入力が可能です。

マイクロフォンやエレクトリックギターなどから出 力されるシグナルレベルは小さいため、一般的にマ イクレベルと呼ばれます。この場合には、M-AUDIO TAMPA DMP3 などのプリアンプで増幅させてか ら接続する必要があります。

DELTA 1010 User's Guide : Chapter 1

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