
以下は、DELTA 1010 から出力されるソースを表していま す。
a.WavOut 1/2:オーディオアプリケーションからのシグ ナルを出力します。
b.Monitor Mixer:Monitor Mixer の Master Volume(マ
スター 2ch ミックス)を出力します。
c.S/PDIF In:DELTA 1010 のデジタル(S/PDIF)入力か
らのシグナルを出力します。
d.S/PDIF In(L/R Rev.):DELTA 1010 のデジタル(S/PDIF)
入力の位相を反転して出力します。
e.H/W In 1/2:DELTA 1010 のアナログ 1/2ch 入力からの
シグナルを出力します。
f.H/W In 3/4:DELTA 1010 のアナログ 3/4ch 入力からの
シグナルを出力します。
g.H/W In 5/6:DELTA 1010 のアナログ 5/6ch 入力からの
シグナルを出力します。
h.H/W In 7/8:DELTA 1010 のアナログ 7/8ch 入力から
のシグナルを出力します。
Hardware Settings
HW Settings では、DELTA 1010 を使用する上での重要な
設定を行います。オーディオアプリケーションは、起動 時にここでの設定を参照して DELTA 1010 を認識するた め、オーディオアプリケーションを起動する前に設定す る必要があります。
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1.Master Clock:
ここでは、マスタークロックの設定を行います。起動 しているオーディオアプリケーションを一旦終了しな
いとこの設定は変更できません。マスタークロックに
は、Internal Xtal(DELTA 1010 の内臓 crystal オシレー ター)またはデジタル入力(S/PDIF フォーマット・Word Clock)が選択可能です。初期設定では、“Internal Xtal” が選ばれています。
•Internal Xtal:チェックを入れると、DELTA 1010 の精 密なクリスタル回路のクロックで動作し、DELTA 1010 のデジタル出力へもクロックを提供します。DELTA 1010 のアナログ入出力 / デジタル出力のみ使用する場 合にチェックを入れて下さい。
•S/PDIF:DELTA 1010 のデジタル入力(S/PDIF)へ接 続した外部デジタル機器からクロックを供給します。
DELTA 1010 のデジタル入力(S/PDIF)を使用して、 デジタルレコーディングを行うに場合にチェックを入 れて下さい。
•Word Clock:チェックを入れると、DELTA 1010 の Word Clock In 入力(BNC)へ接続した外部デジタル機 器からクロックを供給します。Word Clock ジェネレー ターなどを使用してデジタルネットワークを構築され ている場合にチェックを入れて下さい。
※マスタークロックが選択されると、マスタークロック をモニターし、ステータスディスプレイに状況が表示 されます。“Locked” と表示されている場合には、完 全に同期していることを表します。ストリームが把握 できない場合や、ワードクロックが供給されていない 場合には、“Unlocked” と表示します。
2.Codec Sample Rate:
Codec Sample Rate は、DELTA 1010 の現在のサンプリン グレートを表示します。Monitor Mixer・A/D/A コンバー ター・デジタルポート全てがこのサンプリングレートに ロックされます。オーディオアプリケーションで DELTA 1010 を使用している場合には、オーディオアプリケー ションで選択されたサンプリングレートに自動的に切り 替わり、オーディオアプリケーションで DELTA 1010 を 使用していない場合は、アイドリング状態(初期設定) のサンプリングレートになります。
•Rate Locked:Rate Locked は、DELTA 1010 の指定さ れたサンプリングレートでロックし、そのサンプリン グレートのみで動作可能な状態になります。サンプリ
38 | DELTA 1010 User's Guide : Chapter 5 |