ConsumerDELTA 1010 のデジタル(Coaxial)出力か ら S/PDIF フォーマットで出力します。民生用デジタ ル機器と接続する場合に選びます。

ProfessionalDELTA 1010 のデジタル(Coaxial)出力 から AES/EBU フォーマットで出力します。業務用デ ジタル機器と接続する場合に選びますが、電気特性は S/PDIF のままですので、機器によっては正常に受信 できない場合があります。

Restore Defaults:クリックすると、ステータスビッ ト(Advanced)を初期設定に戻します。

2.Digital Input

ここでは、デジタル入力ポートの選択とステータスを表 示します。

DELTA DiO 2496 な ど 2 系 統 の デ ジ タ ル 入 力(Coax

Optical)を備えている製品では、使用するデジタル入力 ポートを選択します。

入力ポートの下に表示されるステータスは、Delta 1010 のデジタル入力から有効なデジタルシグナルを感知する

Valid Input Detectedと表示されます。デジタルシグ ナルが不適切またはデジタルシグナルがない場合には、

Invalid or Not Presentと表示されます。

3.Consumer Format Advanced Settingst

ここでは、Digital Output Format ConsumerS/PDIF) を選んだ場合の、SCMS・エンファシスに関する設定を行 います。

Copy Mode:ここでは、ステータスブロックに含まれ る SCMSSerial Copy Management System)の設定を 行います。SCMS は、デジタルコピーの制限を加えます。

a. OriginalCopy Permitted):オリジナル(マスター)

としてデジタル出力します。このデータから 2 世代の デジタルコピーが可能です。

b.1st Generation1 世代のコピーとして出力します。こ のデータから 1 世代のデジタルコピーが可能です。

c. No SCMSSCMS シグナルは出力されませんので、デ ジタルコピーの制限が加えられません。

SCMS は、接続するデジタル機器によって解釈が異な る場合があります。

Emphasis:ここでは、Emphasis の設定を行います。 Emphasis とは、古いオーディオ CD FM 伝送系放送 等に、あらかじめ高域を強調(プリエンファシス)し

てレコーディングし、再生時に高域を抑える(デエン ファシス)ことで耳につき易い高域部のノイズを低減

S/N 比の改善)することを意味します。

a.No Emphasis:エンファシスを適用しません。

b.50/15usec50/15usec の時定数を使ったプリ・エンファ シスを適用します。

Data Type:ここでは、出力するデータタイプの設定 を行います。

a.Audio:オーディオシグナルを出力します。

b.Non-Audio:ヘッダー内のオーディオビットは「Non- Audio」に設定できます。この設定は、一般的に Dolby Digital AC - 3/DTS エンコーデッドデータを外部デコー ダへデジタル送信(パススルー)する場合に使用しま す。

3.Professional Format Advanced Settings

ここでは、Digital Output Format ProfessionalAES/ EBU)を選んだ場合の、データタイプ・エンファシスに 関する設定を行います。

Data Type:ここでは、出力するデータタイプの設定 を行います。

a.Audio:オーディオシグナルを出力します。

b.Non-Audio:ヘッダー内のオーディオビットは「Non- Audio」に設定できます。この設定は、一般的に Dolby Digital AC - 3/DTS エンコーデッドデータを外部デコー ダへデジタル送信(パススルー)する場合に使用しま す。

Emphasis:ここでは、Emphasis の設定を行います。 Emphasis とは、古いオーディオ CD FM 伝送系放送 等に、あらかじめ高域を強調(プリエンファシス)し てレコーディングし、再生時に高域を抑える(デエン ファシス)ことで耳につき易い高域部のノイズを低減

S/N 比の改善)することを意味します。

a.No Emphasis:エンファシスを適用しません。

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DELTA 1010 User's Guide : Chapter 5