Clockまたは S/PDIFになっているか確認し、接 続しているデジタル機器の電源が入っているか、 ワードクロックを提供する設定になっているか確 認して下さい。

ドライバがインストールされているのにレコーディ ングができない場合:

オーディオアプリケーションの入力ポートに DELTA 1010 が選ばれているか確認して下さい。入力ポー トを数値で表すアプリケーションでは、Input 12345678= アナログ入力Input 910 = デジタル入力Input 910 = Monitor Mixer

になります。

外部機器をプレイバックして、コントロールパネル・ ソフトウェアの Monitor Mixer で外部入力の LED

反応しているか確認して下さい。LED に反応が無い 場合には、外部機器からサウンドが出力されていま せん。

Word Clock 入力を使用してレコーディングする場合 には、コントロールパネル・ソフトウェアの Master Clock Word Clockが選ばれているか確認して 下さい。S/PDIF 入力を使用してレコーディングす る場合には、コントロールパネル・ソフトウェアの

Master Clock S/PDIFが選ばれているか確認し て下さい。また、Lockedと表示されているか確 認して下さい。Unlockedになっている場合には、 外部デジタル機器がクロックを送信していません ので、外部デジタル機器のメーカーにお問い合わせ 下さい。

MME で使用する場合には、マイコンピュータ|コ ントロールパネル|マルチメディア(サウンドとマ ルチメディア)|オーディオの優先するデバイスに DELTA 1010が選択されているか確認して下さい。

ドライバが正しくインストールされているのに録音 や再生にノイズが混じる場合:

オーディオアプリケーションの CPU/HD パフォーマ ンスメーターを確認して、オーディオトラック数を 減らすか使用中のエフェクトプラグイン等を減ら して下さい。

一部のソフトウェアインストゥルメントやオーディ オアプリケーションでは、小さいオーディオバッ ファーに対応していない場合があります。DELTA 1010 またはオーディオアプリケーションのオー ディオバッファーサイズを大きな値に変更して下 さい。

DELTA 1010 IRQ を確認して下さい。一般的に

DELTA 1010 が安定して動作する IRQ は、5910

になり、できるだけ DELTA 1010 のみに IRQ を一 つ割り当てて(他の機器とシェアしない)下さい。 IRQ は、BIOS で変更するのが一般的ですが、一番

簡単な方法は、DELTA 1010 がインストールされて

 

いる PCI スロットの位置を変えることで、他の IRQ

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へ割り振られます。

MIDIMAN/M-AUDIO 以外の一部の USB 機器では、

DELTA 1010 へノイズを乗せてしまう場合がありま す。この場合は、USB 機器のドライバを最新のバー ジョンへアップデートして下さい。

ハードディスクのデフラグを行って下さい。

DELTA 1010 に付属の 9vAC3A)を使用しているか 確認して下さい。他製品の 9vDC9vAC では動作し ませんので純正品をご使用下さい。

モニターのカラー階調を低く設定して頂くと改善さ れる場合があります。

複数のアプリケーションで DELTA 1010 を同時使用 する場合にノイズが乗る場合があります。この場合 は、常時使用しないアプリケーションを一旦終了し て下さい。

ワードクロックにロックできない場合:

古いデジタル機器では、再生と録音で使用できる サンプリングレートが異なる場合があり、44.1 48kHz に対応していない場合もありますので対応サ ンプリングレートを確認して下さい。また、規格が 同じであってもジッターの許容範囲誤差、インター フェイスのチップセットとの相性などの理由で録 音、再生にノイズが混在する、あるいは音質の劣化 が発生する場合があります。これらのワードクロッ クに関する問題が発生した場合には、ワードクロッ ク・ジェネレーターをお試し下さい。

DELTA 1010 User's Guide : Chapter 6

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