
Clock” または “S/PDIF” になっているか確認し、接 続しているデジタル機器の電源が入っているか、 ワードクロックを提供する設定になっているか確 認して下さい。
ドライバがインストールされているのにレコーディ ングができない場合:
•オーディオアプリケーションの入力ポートに DELTA 1010 が選ばれているか確認して下さい。入力ポー トを数値で表すアプリケーションでは、“Input 1・2・ 3・4・5・6・7・8= アナログ入力”・“Input 9・10 = デジタル入力”・“Input 9・10 = Monitor Mixer 入
力” になります。
•外部機器をプレイバックして、コントロールパネル・ ソフトウェアの Monitor Mixer で外部入力の LED が
反応しているか確認して下さい。LED に反応が無い 場合には、外部機器からサウンドが出力されていま せん。
•Word Clock 入力を使用してレコーディングする場合 には、コントロールパネル・ソフトウェアの Master Clock に “Word Clock” が選ばれているか確認して 下さい。S/PDIF 入力を使用してレコーディングす る場合には、コントロールパネル・ソフトウェアの
Master Clock に “S/PDIF” が選ばれているか確認し て下さい。また、“Locked” と表示されているか確 認して下さい。“Unlocked” になっている場合には、 外部デジタル機器がクロックを送信していません ので、外部デジタル機器のメーカーにお問い合わせ 下さい。
•MME で使用する場合には、マイコンピュータ|コ ントロールパネル|マルチメディア(サウンドとマ ルチメディア)|オーディオの優先するデバイスに “DELTA 1010” が選択されているか確認して下さい。
ドライバが正しくインストールされているのに録音 や再生にノイズが混じる場合:
•オーディオアプリケーションの CPU/HD パフォーマ ンスメーターを確認して、オーディオトラック数を 減らすか使用中のエフェクトプラグイン等を減ら して下さい。
•一部のソフトウェアインストゥルメントやオーディ オアプリケーションでは、小さいオーディオバッ ファーに対応していない場合があります。DELTA 1010 またはオーディオアプリケーションのオー ディオバッファーサイズを大きな値に変更して下 さい。
•DELTA 1010 の IRQ を確認して下さい。一般的に
DELTA 1010 が安定して動作する IRQ は、5・9・10
になり、できるだけ DELTA 1010 のみに IRQ を一 つ割り当てて(他の機器とシェアしない)下さい。 IRQ は、BIOS で変更するのが一般的ですが、一番
簡単な方法は、DELTA 1010 がインストールされて |
|
いる PCI スロットの位置を変えることで、他の IRQ | 6 |
へ割り振られます。 |
•
DELTA 1010 へノイズを乗せてしまう場合がありま す。この場合は、USB 機器のドライバを最新のバー ジョンへアップデートして下さい。
•ハードディスクのデフラグを行って下さい。
•DELTA 1010 に付属の 9vAC(3A)を使用しているか 確認して下さい。他製品の 9vDC・9vAC では動作し ませんので純正品をご使用下さい。
•モニターのカラー階調を低く設定して頂くと改善さ れる場合があります。
•複数のアプリケーションで DELTA 1010 を同時使用 する場合にノイズが乗る場合があります。この場合 は、常時使用しないアプリケーションを一旦終了し て下さい。
ワードクロックにロックできない場合:
•古いデジタル機器では、再生と録音で使用できる サンプリングレートが異なる場合があり、44.1 や 48kHz に対応していない場合もありますので対応サ ンプリングレートを確認して下さい。また、規格が 同じであってもジッターの許容範囲誤差、インター フェイスのチップセットとの相性などの理由で録 音、再生にノイズが混在する、あるいは音質の劣化 が発生する場合があります。これらのワードクロッ クに関する問題が発生した場合には、ワードクロッ ク・ジェネレーターをお試し下さい。
DELTA 1010 User's Guide : Chapter 6 | 47 |