以下は、Monitor Mixer の各パラメーターの解説です。

Patchbay/Router

Patchbay/Router では、PCI HOST カードに装備した 36Bit

Digital Signal ProcessorDSP)処理で、DELTA 1010 の各

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出力ポート(アナログ / デジタル)へ任意のソースを出

 

力することを可能にする優れたパッチベイとして機能し

 

ます。しかも、DELTA 1010 単体で動作しているため、オー

 

ディオアプリケーションでのレコーディング中でも独立

 

してリアルタイムにコントロールすることが可能です。

 

このパッチベイ機能は、アナログ / デジタル出力へ任意

 

のソースを瞬時に出力することが可能になるため、リア

 

ルタイム A/D D/A コンバーターとしても利用できます。

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また、アナログ / デジタル出力へ同ソースを出力するこ

1.Level Fader:フェーダーをドラッグしてレベルのコン トロールを行います。Monitor Mixer には、ゲインが 備わっていないためシグナルレベルを下げるために フェーダーを使用し、最大値は 0dB Unity Gainに なります。また、各フェーダー上には 0.5dB 単位の微 調整が可能なコントローラーも備わっています。

とで、完全なデュプリケーターとしても機能します。

このパッチベイ機能は、Monitor Mixer と連動していま

す。Monitor Mixer のステレオマスター 2ch 出力(Master

Volume)は、このパッチベイの H/W Out 1/2HW Out

S/PDIF Monitor Mixerを選ぶことで出力されます。

2.Peak Maters:オーディオシグナルを フルスケール (0dB)に対しての dB表示します。メーターは 3 セクショ ンに分かれており、-3dB0dB(赤色)ではクリップ が発生する可能性がありますので注意が必要です。出 力の 0dB はフルスケールを意味していますので、ハー ドウェア的にクリップすることは不可能になります。

3.Pan:ハンドルを左右にドラッグしてパンニングのコ ントロールを行います。パンニングの値は、Master Volume の下に % で表示され、-100%は左、100%

は右、中央は 0%と表示されます。

4.Solo:チェックを入れたチャンネルのみサウンドを出 力します。複数のチャンネルを Soloに設定してい ると、Soloチャンネルは Solo バスから送信されます。

5.Mute:チェックを入れたチャンネルのみサウンドを 消音します。

6.Stereo Link:チェックを入れることにより、左右 2 チャ ンネルの Level Faderをペアにして片方のハンドル をスライドさせると左右 2 チャンネルとも同時にコン トロールすることが可能になります。

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b c

d e

f g

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以下は、DELTA 1010 の各出力ポートを表しています。

1.Analog Out 1/2DELTA 1010 のアナログ 1/2ch へ出力 されるソースをセレクトします。

2.Analog Out 3/4DELTA 1010 のアナログ 3/4ch へ出力 されるソースをセレクトします。

3.Analog Out 5/6DELTA 1010 のアナログ 5/6ch へ出力 されるソースをセレクトします。

4.Analog Out 7/8DELTA 1010 のアナログ 7/8ch へ出力 されるソースをセレクトします。

5.S/PDIF OutDELTA 1010 のデジタル(S/PDIF)へ出 力されるソースをセレクトします。

DELTA 1010 User's Guide : Chapter 5

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