
第8章 DOSODIドライバのインストール
TCP/IPプロトコルを使用する場合のNET.CFG記述例
ここではDOSODIドライバ上で動作するTCP/IPソフトを使用する場合のNET.CFGファイルの記述 例について説明します。
ここではLSL v2.xに対応したNET.CFGの記述で説明しています。LSL v1.xの場合 と多少異なりますのでご注意ください。
NetWareとの共存を行わない場合
ここではLANドライバREXR280Aを使用してTCP/IPサポートソフトのみを動作させる場合の
NET.CFGファイルの記述例を示します。
Protocol | IP | ←(a) |
Bind | 1 | ←(b) |
Protocol | ARP | ←(a) |
Bind | 1 | ←(b) |
;
INT 5
PORT 300
FRAME | Ethernet_II | ←(c) |
| ||
Protocol | IP | 0800 | Ethernet_II | ←(d) |
|
Protocol | ARP | 0806 | Ethernet_II | ←(d) |
|
(a)「. Protocol IP」 | ~ | Protocolメインセクション見出し | ~ |
行の先頭から左詰めで記述します。「Protocol」に続けてプロトコル名を記述します。通常TCP /
IPサポートソフトでは「IP」と「ARP」の2つのプロトコルを指定します。
(b)「. Bind」 ~ Bindオプション ~
Protocolメインセクションのオプションで「Bind」に続けて論理ボード番号を記述します。論理
ボード番号はLink DriverセクションのFrameオプションで登録するフレームタイプの順番を1
~4の数字で指定します。ここではLink Driverセクションで指定するフレームタイプが1個の ため「1」を記述しています。
(c)「. FRAME」 ~ Frameオプション ~
TCP/IPで使用するプロトコル「IP」と「ARP」のフレームタイプ「ETHERNET_II」を記述します。
(d)「. Protocol」 ~ Protocolオプション ~
TCP/IPで使用するプロトコル「IP」と「ARP」のプロトコルIDとフレームタイプを記述します。
71