10章 パケットドライバのインストール

I/Oベースアドレス ~ io_addr

3番目のio_addrパラメータは、PCカードに割り当てるI/Oウインドウのベースアドレスを指定しま す。設定可能なI/Oベースアドレスは使用機種・PCMCIAドライバなどによって異なります。また必 ず「NICUT.EXE」のループバックテストで動作が確認されたI/Oベースアドレスで、他のデバイス

が使用していない値を指定します。

機種

設定できるI/Oベースアドレス

デフォルト値

DOS/V

240, 280, 2C0, 300, 340, 380

300

PC-9821

カードサービス D0, 1D0, 2D0, 3D0, 4D0, 5D0

D0

 

 

 

EPSON

380, 3A0, 3C0

3C0

 

 

 

メモリアドレス ~ mem_addr

4番目のmem_addrパラメータは、カード属性情報を直接読み出すためのメモリウインドの開始セ

グメント値を指定します。PCMCIAドライバにカードサービスが導入されている場合、カードサー

ビス経由でカード属性情報を読み出すため、このオプション指定は必要ありません。

機種

設定できるメモリアドレス

デフォルト値

DOS/V

Cn000 Dn000 (n:0F)

CE000

 

ROMおよびEMS,USBが使用していないメモリアドレス

 

 

 

 

 

DOS/Vi82365直接制御のみ使用可能

 

スロット番号 ~ slot_no 5番目のslot_noパラメータは、PCカードを装着するPCカードスロットの番号を指定します。

機種

設定できるスロット番号

デフォルト値

DOS/V

0

(自動検出)

 

1

(下側)

0 (自動検出)

PC-9821

2

(上側)

 

 

 

 

 

 

 

EPSON0のみ設定可能ですが、デフォルト値ですので設定する必要はありません。

ノードアドレス指定 ~ node_address 6番目のnode_addressパラメータは、接続されているネットワークシステムでノードアドレスに制

限があるために、ハードウェアの持つグローバルアドレス以外の値が必要な場合に指定します。

ノードアドレスは12桁の16進数で指定します(16進数を表す「0x」は必要ありません)

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Ratoc Systems REX-R280 manual Oベースアドレス ~ ioaddr ~