メモ:8 ビットの SCSI デバイスの中にはワイド折衝を正しく処理できないものがあるため、
システムが誤動作またはハングすることがあります。こうしたデバイスについては、このオ プションを No に設定してください。
このオプションを Yes に設定すると、ホストアダプタは 16 ビットのデータ転送を試みます。こ のオプションを No に設定すると、SCSI バス自身がワイド折衝を要求しない限り、8 ビットの データ転送が行われます。ワイド SCSI のデータ経路のサイズは通常の 8 ビット SCSI の 2 倍で あるため、16 ビットのデータ転送を使用すると、実際の転送速度は 2 倍になります。
•Start Unit の送信(Send Start Unit)
このオプションは、ブート時に SCSI デバイスに対して Start Unit コマンドを送信するかどうか を指定します。デフォルト設定は Yes です。
このオプションを Yes に設定すると、コンピュータのブート時に個々の SCSI デバイスが一度に
1 つずつホストアダプタによって起動されるため、システムの電源部への負荷が軽減されます。 このオプションを No に設定すると、すべての SCSI デバイスが同時に起動されます。ほとんど のデバイスはジャンパを設定しないと、Start Unit コマンドに応答しません。
メモ:このオプションが Yes に設定されている場合、各ドライブの起動にかかる時間に応じ
て、ほとんどのデバイスのブート時間は変動します。
•BIOS の複数 LUN のサポート
このオプションを使うと、RAID サブシステムや CD チェンジャーなど、複数の SCSI デバイス を含む周辺機器をサポートします。
•BIOS Scan の実行
このオプションを使うと、システムスタートアップ時に、システム BIOS がこのデバイスを走 査するかどうかを設定できます。デフォルト設定は、Yes です。
■ホストアダプタの詳細設定
ホストアダプタの詳細設定は、どうしても必要な場合を除いて変更しないでください。ホストア ダプタの詳細設定のデフォルト値は弊社によって設定されており、これらの値を変更すると、SCSI デバイス間でコンフリクトが発生する可能性があります。
•ホストアダプタ BIOS(Host Adapter BIOS)
このオプションは、ホストアダプタ BIOS の使用可否を指定します。デフォルト設定は Enabled
です。
メモ:ホストアダプタ BIOS が有効になっていない場合は、複数の SCSISelect オプションが
無効になります。
SCSI
ド
ラ
イ
バ
の
イ
ン
ス
ト
|
ル
と
設
定
SCSI ドライバのインストールと設定