付録 B
I/O ポートおよびコネクタ
付録 B では、コンピュータの背面パネルにある I/O ポートとコネクタについて説明します。
I/O ポートとコネクタ
コンピュータ背面パネルの I/O ポートとコネクタは、コンピュータシステムがキーボード、マウ ス、プリンタ、モニタなどの外付けデバイスとの通信を行うためのゲートウェイです。図
■シリアルポートとパラレルポート
2 つの内蔵シリアルポートは、背面パネル上の 9 ピン D サブミニコネクタを使用します。これら のポートは、シリアルデータ転送(1 本の線で 1 度に 1 ビットのデータを転送)を行う外付けモ デム、プリンタ、プロッタ、マウスなどのデバイスをサポートします。
ほとんどのソフトウェアでは、COM(communications の略)という用語に数字を付けてシリアル ポートを指定します(たとえば、COM1 や COM2)。コンピュータの内蔵シリアルポートとして、 COM1 と COM2 がデフォルトで指定されています。COM1 が下側、COM2 が上側のコネクタで す。
内蔵パラレルポートは、コンピュータ 背面パネル上の 25 ピン D サブミニコネクタを使用しま す。この I/O ポートは、パラレル形式でデータを送信します(1 本のケーブル内の独立した 8 線 を通して 8 データビット、つまり 1 バイトを同時送信)。パラレルポートは主にプリンタで使用 します。
ほとんどのソフトウェアでは、LPT(line printer の略)という用語に数字を付けてパラレルポー トを指定します(たとえば LPT1)。コンピュータの内蔵パラレルポートとして、LPT1 がデフォ ルトデフォルトで指定されています。
ポート名を指定する例として、ソフトウェアのインストール手順が挙げられます。インストール 手順の中でプリンタ接続用のポートを指定することにより、出力送信先をソフトウェアに指示し
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