てリソースコンフリクトがないかどうかが自動的に確認され、ある場合にはコンフリクトの解決 が図られます。技術に精通したユーザ以外は、この項目の設定を Automatic(自動)のままにして ください。
■ Maintain SCI Files(SCI ファイル保守)メニュー
RCU を使用してシステムを設定すると、システム設定情報が .sci ファイルとシステムメモリに保 存されます。.sci ファイルが壊れたり失われたりした場合に設定情報を復元できるように、システ ム設定情報をバックアップファイルに保存してください。Maintain SCI Files(SCI ファイル保守) メニュー項目のオプションは、Open(開く)(デフォルト)と Save As(別名保存)です。
Open(開く)オプションを選択すると、バックアップファイルが作成されて、既存の設定情報が 上書きされます。Save As(別名保存)オプションを選択すると、.sci ファイルを保存するファイ ル名を指定できます。
リソースコンフリクトの解決
RCU は、2 つの PCI 拡張カード間のリソースコンフリクトを自動的に解決します。RCU で 2 つの PCI 拡張カード間のリソースコンフリクトを解決できないことはほとんどありません。万一、リ ソースコンフリクトが解決できない場合は、『Installation and Troubleshooting Guide』の第 11 章
「困ったときは」を参照してテクニカルサポートまでお問い合わせください。
Set Verification Mode(確認モード指定)メニュー項目が Automatic(自動)に設定されている場合、
RCU は自動的にリソースコンフリクトを解決しようとします。リソースコンフリクトが解決でき
ない場合、一部のカードが無効にされ、次のメッセージが表示されます。
Caution
The last board added caused an
(警告
最後に取り付けたカードによって、システムの設定情報に解決できないコンフリクトが生じまし た。このボードの状態は無効になっています。正しい設定を保存するために、このボードか、こ のボードとコンフリクトしているボードを取り外してください。)
上記の警告メッセージが表示された場合は Enter キーを押して、システムに取り付けられている すべてのカードのリストを表示してください。無効にされたカードは、< > 記号で囲まれています。
リ
ソ
|
ス
コ
ン
フ
ィ
グ
レ
|
シ
ョ
ン
ユ
|
テ
ィ
リ
テ
ィ
の
使
い
方
リソースコンフィグレーション ユーティリティの使い方