Dell 6300 manual システムの特徴, プロセッサを搭載した多機能の大規模, を改善する技法）が採用されています。

第 1 章

はじめに

は

じ

め

に

Dell® PowerEdge® 6300 システムは Intel® Pentium® II Xeon™ プロセッサを搭載した多機能の大規模

ネットワーク向けサーバで、高い性能と汎用性を持ち、スケーラブルで操作性に優れ、高いコス トパフォーマンスを実現しています。PowerEdge 6300 システムは、堅固で信頼性が高くラックマ ウント可能なプラットフォームを提供し、大企業ユーザはミッションクリティカルなアプリケー ションを運用することができます。

本章では、PowerEdge 6300 システムのハードウェアとソフトウェアの主な特徴、システムの正面 パネルにあるインジケータとボタン、周辺機器をシステムに接続する方法について説明します。

システムの特徴

PowerEdge 6300 システムの主な特徴は次のとおりです。

•内部動作周波数が 400MHz で外部バス速度が 100MHz の Intel Pentium II Xeon マイクロプロセッ サを 4 つまで搭載できます。

Intel Pentium II Xeon マイクロプロセッサには、複雑なマルチメディア／通信ソフトウェア向け

に設計された MMX テクノロジが取り入れられています。このマイクロプロセッサでは、新し い命令タイプとデータ型が使用され、SIMD（Single Instruction, Multiple Data）と呼ばれる新技術 （単一のプロセッサで複数のデータ要素を並列的に処理し、システムの全体的なパフォーマンス

を改善する技法）が採用されています。

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マイクロプロセッサを収納する SEC（single-edge contact）カートリッジ内部に、512KB ～ 2MB

のSRAM（Static Random-Access Memory）の 2 次（L2）キャッシュが装備されています。数値 演算コプロセッサの機能は、マイクロプロセッサに内蔵されています。

Pentium II Xeon マイクロプロセッサを最大 3 つまで追加でき、シンメトリックマルチプロセシン

グをサポートします。シンメトリックマルチプロセシングではマイクロプロセッサの処理が 別々のマイクロプロセッサ間に分散されるため、システムの全体的なパフォーマンスが飛躍的

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