Drums(ドラム)メニューのオプション
1.ベース・トラックのオプションを理解する/使用する
2.パターンのテンポを手動で変更する
3.Tempo Creep(テンポ・クリープ)機能を使用する
4.パターンのキーを手動で変更する
5.Auto Key(オート・キー)機能を使用する
6.バックグラウンド・トラックのボリュームを個別に調節す
る
1.ベース・トラックのオプションを理解する/使用する
Bass Trackは、ベース・トラックのON/OFFを切り替えます。Bass TrackがOnに設定されている場合、B TRK MODE(ベース・トラック・ モード)でベース・トラックの再生の仕方を指定します。3つの選択肢が あります。「Continuous」の設定(連続)ではベース・トラックは常に再 生されます。「Once」(一度)の設定では、ベース・トラックは一度だけ パターンを再生し、その後はミュートされます。「Alternate」(交互切 替)の設定では、パターンが繰り返す度に再生のON/OFFを交互に切り 替えます。
2.パターンのテンポを手動で変更する
テンポを手動で変更するには、DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタ ンを押しながらデータ・ホイールを回してテンポのメニュー項目をハイラ イトさせます。データ・ホイールを回し、テンポを設定します。
3.Tempo Creep(テンポ・クリープ)機能を使用する
Tempo Creepは、パターンの再生テンポを徐々に上げる機能で、 Performance(パフォーマンス)とTeacher(講師)パターンの双方に 適しています。DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタンを押しながら データ・ホイールを回してTempo Creepのメニュー項目をハイライトさ せます。データ・ホイールを回し、機能のON/OFFを切り替えます。
Tempo Delta(テンポ・デルタ)は、パターンの再生テンポが上がる速 度です。ここで指定した1〜10の範囲のBPM分、パターンが繰り返され る度に加速します。低い設定では変化はより気づきにくく、加速もゆる やかとなります。高い設定では、変化はより急激で、加速度も高くなり ます。多くのTeacher(講師)パターンは、30 BPMと極めて遅いテン ポから始まります。より速いテンポで練習するには、Tempo Creepを 使用します。
4.パターンのキーを手動で変更する
キーを手動で変更するには、DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタン を押しながらデータ・ホイールを回してKey(キー)のメニュー項目をハ イライトさせます。データ・ホイールを回し、キーを設定します。このキ ーが、Auto Key(オート・キー)機能を使用する際の始点となります。
NOTE: 5弦ベースのレンジに対応するために、各ループは元キー の5セミトーン下まで調節できます。例えば、 E のキーを持ったル ープは、B、C、C#、D、D#、E、F、F#、G、G#、A、A#、B、C、C#、 D、D#のレンジを持ちます。内蔵されているMIDIループは全て4弦 ベースのフルレンジをカバーします。キーを5セミトーン以上下げる と、5弦ベースのレンジより低い音程となる可能性があります。
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