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Drums(ドラム)メニューのオプション(続)

5.Auto Key(オート・キー)機能を使用する

Auto Key(オート・キー)は、パターンを全てのキーで演奏する練習 法の支援となる機能で、Performance(パフォーマンス)とTeacher (講師)パターンの双方に適しています。Auto KeyONにするには、 DRUMSボタンを繰り返し押すか、ボタンを押しながらデータ・ホイー ルを回して、Auto Keyのメニュー項目をハイライトさせます。データ・ ホイールを回し、機能のON/OFFを切り替えます。

Auto Keyは、通常のキーから開始して、Key Delta(キー・デルタ)で 設定したレンジでキーを変更していきます(ページ10参照)。インター バルがキーのレンジを超えると、Auto Key1オクターブ下に調節さ れます。MAJ7(長7度)等大きいインターバルの設定では、より頻繁 にオクターブが調節されます。

Key Deltaは、パターンが変調されるインターバルを示します。パター ンが繰り返される度に新しいキーとなり、その変化は元のキーと新しい キーのインターバルで指定できます。短2度から長7度までの範囲で指 定できます。

Key Deltaで指定できるインターバルの選択肢は、次の通りです。

MIN2(短2

12全てのキーをクロマチックに移動します。

MAJ2(長2

全音(= 2セミトーン)の単位で、6つのキー間を移動します。

MIN3(短3

3度(= 3セミトーン)の単位で、4つのキー間を移動します。

MAJ3(長3

3度(= 4セミトーン)の単位で、3つのキー間を移動します。

PERF4(完全4

サークル・オブ・4th= 5セミトーン)の単位で、12全てのキーを 移動します。

TRI(トライトーン)

トライトーン(= 6セミトーン)の単位で、2つのキー間を移動しま す。

PERF4(完全4

サークル・オブ・5th= 7セミトーン)の単位で、12全てのキーを 移動します。

MIN6(短6

6度(= 8セミトーン)の単位で、3つのキー間を移動します。

MAJ6(長6

6度(= 9セミトーン)の単位で、4つのキー間を移動します。

MIN7(短7

7度(= 10セミトーン)の単位で、6つのキー間を移動します。

MAJ7(長7

7度(= 11セミトーン)の単位で、12全てのキーを移動します。

6.バックグラウンド・トラックのボリュームを個別に調節す

再生される楽器のボリュームを個別に調節するには、DRUMSボタンを 繰り返し押すか、ボタンを押しながらデータ・ホイールを回して、楽器の メニュー項目(DrumsBassAcc1Acc2)をハイライトさせます 。データ・ホイールを回し、楽器のボリュームを指定します。

ドラム以外の全ての楽器のボリュームを絞った状態で練習してみてくだ さい。ほとんどのパフォーマンス・ループは2つのセクションで構成され るため、リズムが変わり、フィルも入った「デジタル・ドラマー」の伴奏 で個人練習をすることができます。

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Fender B-DEC 30 manual Drums(ドラム)メニューのオプション(続)