フロントパネル
A.INPUT (入力)-入力にはXLRまたは1/4”のプラグを接続できます
XLR接続は平衡入力です:
(ピン1=接地、ピン2=正、ピン3=負)
1/4”プラグでの接続は不平衡のTS入力です:
(Tip=正、Sleeve=接地)
B.PHANTOM POWER(ファントム電源)-必要に応じてXLR入力{A} に接続したマイクに使用してください。このボタンは1/4インチの入 力には影響を与えません。
OUT—Phantom 電源オフ
IN—Phantom 電源オン
C.
D.
表 示 が点 灯して入 力バッファーがオーバードライブ 状 態 になっているときにパッドを使用してください。
E.PHASE(フェーズ)-入力回路のフェーズ(位相)を反転させます。 アンプからある特定の距離で演奏している場合に起こる「再生的 な」フィードバックを減少するのに用いてください。演奏者の位置 や距離を変える事でもフィードバックを減少することが出来ます。
F.AURAL ENHANCER(オーラル・エンハンサー)-オーラル・エンハン
サーはSWR®のトレードマークとも言える機能で、ベースの基本的な 低音を引き出しつつ高域のトランジエント成分に輝きを持たせ、基 音をマスキングしてしまう特定の周波数を抑えます。サウンドの透 明度を増し、全ての楽器のシビランス(歯擦音)特性を耳を痛くす る事無くよりオープンにして、透明感のあるサウンドに仕立て上げ ます。
オーラル・エンハンサーの仕組み: これは設定によって周波数レ ンジとレベルが同時に変化するコントロールと考えることが出来ま す。
最小の位置からツマミを時計回りに回して行くとロー/ミッド/ハ イが順にベースとトレブルのトーン・コントロールとは異なるけれど
も
互 い に 補 い 合 うような 周 波 数 帯 で 強 調 さ れて 行 き ま す。多 くのプレ ー ヤ ーが 好 む「2時 」の 位 置 で は 、ロ ーエ ンド の 基 音と歯 切 れ の 良 い ハイを 両 方 引 き出しな がら 、低 めのミッドの 領 域を 若 干 持ち上げ、バンドの中でのユーザー の サ ウンド に 存 在 感 を与えま す。さらに 時 計 回りに 設 定 する と、200Hz付近を中 心としたミッドの 特 定のポイントは 抑えら れて行 きます。オーラル・エンハン サー の 効 果 は一 聴して分 か るものですが、イコライザーのトーン・コントロールで行う極 端 なブースト/カットに 比べ ると、全 体 的 な 曲 線 は 穏やかです。
GBASS / MID / TREBLE(ベース/ミッド/トレブル)-セミパラメ トリックな3つの音質調節ノブで、お好みの周波数帯 で信号レベルを強く、あるいはカットすることが出来
ます。先ず外側のノブで周波数帯の中心を決め、そこ
での信号レベルを内側のノブで調節します。たいてい
の楽器ではミッドレンジの調節で成果が左右されま すが、状況によってどういう設定が良いかは変わりま す。一人で演奏中は耳障りなほど強い音も、込み合った部屋やレ
コーディングでは丁度良いことがあります。
H.EQ BYPASS(イコライザーバイパス)-音質調節回路を信号経路か ら出し入れすることが出来、これはLED で表示されます。
I. EfFECTS Blend(エフェクト混合)- Effects Return {S} にプラ グが挿入されている場合にのみ機能するノブで、この設定によって 「ウェット」な効果の帰還信号をどれだけ「ドライ」なプリアンプの 信号に混合するかを設定します。
J.EfFECTS
K.COMPRESSION(コンプレッション)- 信号のコンプレッション のレベルを調節します。反時計回りに回しきるとコンプレッション は無くなり、時計回りに回すとコンプレッションの比率が上がりま す。LED の明るさで信号のピークレベルをアクティブに抑えてい る量が分かります。
L.Master Volume(マスターボリューム)-スピーカーからの音の大 きさを設定します。その他全てのレベル、外部のエフェクト機器の 設定が終わった後にお使いください。
M.
N.POWERSWITCH(電源スイッチ)-全体をオン、オフします。オンの 場合はLED が点灯します。
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