カメラ側で露出補正を設定した場合、フラッシュの発光量と背景露出の両方が補正されます。 フラッシュの調光補正とカメラの露出補正は、併用が可能です。
解除するには、上記②からの手順で補正量を+0に戻してください。
マ ル チ 発 光 撮 影
シャッターの開いている間にフラッシュを連続発光して、被写体の動きを1コマの画面に連続分解写真のように 写し込むことができます。背景が暗く、被写体が明るい方がより効果的です。
マルチ発光の発光周波数はボタンを押すたびに切り換わり、1~199Hzの範囲で設定できます。また、連続発光
可能回数は90回までとなっていますが、発光量と発光周波数によって変わります。最大連続発光回数は巻末の[表
3]を参照してください。
① カメラの撮影モードをMにセットし、任意の絞り値を設定します。
② MODE ボタンで MULTI を選択します。
③SEL ボタンを押して発光周波数表示を点滅させます。
④ +或いは-ボタンを押して発光周波数を設定します。
⑤ SELボタンを押して発光量表示を点滅させます。
⑥ +或いは-ボタンを押して発光量を設定します。
⑦ SELボタンを押して発光回数表示を点滅させます。
⑧ +或いは-ボタンを押して発光回数を設定します。
⑨ SELボタンを押して表示を点灯させます。
⑩ ピントを合わせ、充電完了を確認して撮影します。
(発光回数)÷(発光周波数) 以上のシャッター速度を設定してください。
ワ イ ヤ レ ス 撮 影( SD10のみ)
① フラッシュをカメラに取付け、フラッシュとカメラの電源をいれます。
② カメラのシャッターボタンを半押しします。(カメラとフラッシュが通信し、自動的に制御方式が切換わります)
③ フラッシュとカメラの電源をOFFにしてフラッシュをカメラから外します。
④ フラッシュの電源を入れ、MODEボタンで を選択します。
⑤ SELボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
⑥ +或いは-ボタンを押してチャンネル番号を設定します。
⑦ SELボタンを数回押して表示を点灯させます。
⑧ 発光用フラッシュを決めておいた位置にセットします。
⑨ カメラにフラッシュを取り付けます。
⑩ MODEボタンで / を選択します。
⑪ SELボタンを押してチャンネル表示を点滅させます。
⑫ +或いは-ボタンを押して制御用フラッシュと同じチャンネル番号を設 定します。
⑬ SELボタンを数回押して表示を点灯させます。