FEIN Power Tools WSG12-125P/N09 研削作業および切断作業における安全注意事項, サンディングにおける安全注意事項, ワイヤーブラッシングにおける安全注意事項

OBJ_BUCH-0000000123-003.book Page 188 Tuesday, January 28, 2014 3:05 PM

188 ja

チェーンブレードや歯付きブレードなどをご使用になら	切断ホイールが材料内に挿入されている間は、絶対に本
ないでください。 これらの先端工具を使用するとキック	体を再起動させないでください。 必ず切断ホイールの回
バック現象が発生したり、本体のコントロールを失った	転が最大回転数に達してから、切断作業を慎重に再開し
りする原因となる可能性が高くなります。	てください。 これを怠るとホイールの引っかかりが生
研削作業および切断作業における安全注意事項	じ、ホイールが材料から跳ね返されたりキックバック現
	象が発生したりする原因となります。
本製品への取り付けが認められたアクセサリーおよび保
	板材や大型の材料を切断する際には必ずこれらをクラン
護カバーのみをご使用ください。 本製品への取り付けが
	プなどで固定して、ホイールの引っかかりによるキック
認められていないアクセサリーをご使用になった場合、
	バック現象の発生を抑えてください。 大型の材料は自重
充分に保護されず危険です。
	により湾曲することがあります。 このような材料を切断
屈曲した研磨ディスクは、研磨面が保護カバーからはみ
	する場合には両側、切断ホイール付近およびエッジ部分
出ないように取り付ける必要があります。 研磨ディスク	を支持する必要があります。
が正しく取り付けられず、保護カバーからはみ出ている
	壁または作業箇所全体が見えにくい場所に 「ポケット切
と、充分な保護ができません。
	断」をおこなう際には、特に慎重に作業をおこなってく
ホイールガードは電動工具にしっかりと取り付け、作業
	ださい。 切断ホイールを材料内に挿入した際にガス管、
者側に研削ホイールの露出部ができるだけ小さくなるよ	水道管、電線またはその他の物体を切断し、キックバッ
うに調整してください。 ホイールガードは予期せぬ研削
	ク現象を発生させる原因となることがあります。
ホイールとの接触および破片、被服に着火するような火
	サンディングにおける安全注意事項
花から作業者を守ります。
アクセサリーはそれぞれに推奨されている用途にのみご	過度に大きいサンディングディスクを使用せず、メーカ
	ー記載に従った寸法のサンディングディスクをご使用く
使用ください。例えば、切断ホイールの側面を使用して
	ださい。 サンディングディスクがサンディングパッドか
の研削作業はお避けください。 切断ホイールはホイール
	らはみ出していると、負傷、回転阻止、サンディングデ
エッジ部分を使用して切断をおこなうためのものです。
	ィスクの破損またはキックバック発生の原因となること
切断ホイールに横力がかかるとアクセサリーが破壊する
	があります。
原因ともなります。
	ワイヤーブラッシングにおける安全注意事項
ご使用になる研削ホイールに適した寸法および形状をも
	ワイヤーブラシのワイヤは通常の使用中にも損失しま
つ、破損のない固定ナットを常時使用してください。 研
削ホイールを支持する適切なナット、フランジの使用に	す。 ワイヤーに力を加えすぎないようにしてください。
より、研削ホイール破損の危険を減少します。 切断ホイ	飛散するワイヤーは薄い衣服や皮膚にささり危険ですの
ール用ナットはその他の研削ホイール用ナットとは異な	で注意してください。
ることがあります。	保護カバーの使用が推奨されている場合には、この保護
本製品の大きさを上回る電動工具で使用した研削ホイー	カバーとワイヤーブラシが接触しないようにしてくださ
ルを使用しないでください。 大型電動工具用の研削ホイ	い。 べベルワイヤーブラシやカップワイヤーブラシは、
ールは回転数の高い小型電動工具には適していません。	上から押さえたり回転中に遠心力を加わえたりすること
このため、研削ホイールを破壊させる原因となることが	で本来の直径より大きくなります。
あります。	安全上のその他の注意
切断作業におけるその他の安全注意事項
	弾性のある中敷が研削工具に同梱されている場合には、
切断ホイールの回転を阻止したり、過度な負荷を与えた	これを必ずご使用ください。
りしないでください。 過度に深い切断はおこなわないで	先端工具がメーカーの指示に沿って取り付けられている
ください。 切断ホイールに過度の負荷を与えると引っか
	ことを確認してください。 先端工具が取り付けられた場
かりや回転阻止の原因となり、キックバック現象の発生
	合、これが自由に回転できる状態にあることが大切で
や切断工具破損につながります。
	す。 先端工具が正しく取り付けられていないと、作業中
回転中の切断ホイールの前方および後方に立たないよう	に外れて飛ぶ恐れがあります。
にしてください。 材料内に位置する切断ホイールを作業	研磨工具はメーカーの指示に従って慎重に取り扱い、保
者の身体と逆の方向に移動させると、キックバック現象
	管してください。 研磨工具が破損するとヒビが入り、作
が発生した際に本体と回転中のホイールが作業者の方向
	業中に破壊される恐れがあります。
に飛んでくることがあります。
	ネジ固定式の先端工具を使用する際には、充分に長いネ
切断ホイールが引っかかったり作業を中断したりする際
	ジを使用し、電動工具のスピンドルにしっかりと固定さ
には、本体のスイッチを切り、本体を持ったままホイー
	れるようにしてください。 先端工具のネジはスピンドル
ルが停止するまでお待ちください。 キックバック現象発
	のネジ穴にぴったりと合うことが必要です。 先端工具が
生の原因となることがありますので、回転中の切断ホイ
	正しく取り付けられていないと、作業中にこれが外れて
ールを切断面から引き出さないでください。 引っかかり
	怪我を負う恐れがあります。
が生じた場合にはこの原因を確認し、対処してくださ
い。