7 6種類のプログラムがあります
体力テスト(全身持久力のテスト)
・10分間の間にペダル重さが3段階に変化し、それに応じて脈拍数が変化する様子から、全身 持久力の指標とされるエアロビックパワー:最大酸素摂取量(MOU,VO2maxとも言います) を推定します。この数値が大きいほど全身持久力があるとされます。
・この最大酸素摂取量の数値を、同性・同年配と相対的に比較し1から5の体力レベルとして 評価します。
・これらの推定結果から、ご自分に相応しいトレーニングの方法・強さを決め、より一層効果的 なトレーニングができます。トレーニングの選択方法についてはオペレーション編30~31 ページ「体力レベルとトレーニング指標」をご覧ください。
HRコントロールトレーニング(脈拍数一定のトレーニング)
・トレーニングの目標を脈拍数でセットすると、エルゴメーターがあなたの脈拍数をその目標 に保つようにペダル重さを自動的に増減させる、もっとも基本的・理想的なエアロビック(有 酸素)トレーニングです。
・トレーニングを積むにしたがい、同じ脈拍数でより楽にトレーニングができるようになり、また より高い脈拍数にチャレンジいただけるようになります。
定ワットコントロールトレーニング
(運動強度:ワット数一定のトレーニング)
・ エルゴメーターで表示されるワット数(運動強度)は、ペダル重さ(トルク,N・m)と1分間あた
りのペダル回転数(rpm)によって決まります。
・ 定ワットコントロールトレーニングにおいては、トレーニングの目標をワット数(運動強度)で セットします。トレーニング中にペダルの回転数が変わってもペダル重さをエルゴサイザー が自動的に調整し、結果としてのワット数(運動強度)を一定に保ちます。
・ 定ワット制御とも呼ばれ、心肺リハビリテーションの運動処方などによく使われます。 制御範囲
ペダル回転数: ワット数:
注意 設定ワット数を低くしたとき、ペダル回転数が速くなると、最低のペダル重さでも 設定ワット数を超えてしまい制御できなくなります。
ヒルトレーニング(山登りトレーニング)
・ ペダル重さが時間の経過と共に変化します。そのペダル重さの変化の様子が、グラフにも表
示されるように山の形状をしているトレーニングです。 ・ 3種類の山の形状があり、それぞれ愛称を付けました。
パターン1: ロッキー(アメリカ)
パターン2: カスケード(アメリカ)
パターン3: ピレネー(フランス・スペイン)
・1から3まで順に強いトレーニングとなります。無理をしないで気軽に山の形を選んでください。
・1つのパターンのサイクルは15分で、運動時間に応じて同じパターンが繰り返されます。
ペダル重さ
脈拍数
ワット数
23