
1トレーニングのねらい
トレーニングのねらい
・ 階段を昇ったり、急いで歩いたりしたときに息切れを感じることはありませんか。歩いたり 走ったり、寝ているときでさえ、人間の体は酸素を取り入れエネルギーを作っています。肺 から取り入れた酸素を心臓ポンプで血液を通じて全身に送り届けること、難しく言うと心 臓循環器系の働き:エアロビックパワー、この基本的な働きが不足すると息切れを感じ たり体の不調の元となります。
・ そこで、現代人が普段余り使わなくなったこの心臓ポンプを週に何回かほんの少し余分 に動かし、心臓循環器系に酸素の供給を盛んにする「ハートのスポーツ(」有酸素運動) を行なうこと、これにより全身持久力やスタミナとも言われる心肺循環器系の働き:エア ロビックパワーを高めること、エルゴメーターはこれらをトレーニングのねらいとしていま す。
トレーニングプラン
・「ハートのスポーツ」を効果的に行ないエアロビックパワーを高めるには、年齢や体力に 応じた強さで行なうことが必要です。体力に比べ強すぎるトレーニングは体に無理をか けるばかり、弱すぎる場合は効果が望めません。
・
・ 体力テストプログラムによりあなたの体力を評価し、その結果からトレーニングの指標を 決め、トレーニングを積みます。しばらくトレーニングを積み重ねたら(3ヶ月も続ければそ の効果も自覚できます)再び体力を評価し、その結果から次第に高いトレーニング指標 を定めてください。そうすることによりあなたの体力の維持・増進をはかることができます。
体力テスト
トレーニング処方
トレーニング実施
トレーニングの頻度・時間
・1回の運動時間は最低15分は必要です。できれば20~30分行なってください。
・現状を維持するためにも週2回は必要です。週3回やればわずかに増進がはかれ ます。毎日ないし週5~6回のトレーニングが理想です。
脈拍数(拍/分) |
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200 |
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180 |
| 特別トレーニングを積ん | |
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| 85% | だ方の目標脈拍数範囲 | |
| 80% |
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160 |
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| 70% |
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140 | 60% |
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| 50% |
| ターゲッ |
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120 | 40% |
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| 30% |
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100 | 運動レベル |
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90 |
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20 | 30 | 40 | |
脈拍数(拍/分) |
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28