6. 電源投入/設定方法

6.1. ユーザーインターフェース

Preset 1

Volume Trim 0dB

Preset 1

Movies

Volume Trim 0dB

このセクションでは、フロントパネルボタンとディスプレ イを使用したDB1の設定と操作について説明します。 SubApp™のPCアプリケーションの使用方法は、そのプ ログラム内部のヘルプ・ファイルに記載されています。

リスニングルームでDB1の設置位置を決め、電源ケー ブルおよび信号ケーブルを接続し、スタンバイボタンを 使用して電源をオンにします。電源をオンにすると、DB1 のスタンバイインジケータが赤から青に変わり、最後に 使用したプリセットが呼び出され、上に示す画面が表示 されます。

出荷時の状態では、プリセット1が選択され、ボリューム トリムは0dBであることがディスプレイに表示されます。 ボリュームトリム機能には-6dB+6dBの範囲があり、 随時スピーディーに調整が行えるよう意図されており、プ リセットに保存されているボリューム設定には影響しま せん。DB1をスタンバイに切り替えてから再びオンにする と、ボリュームトリムは0dBにリセットされます。

DB1の設定が完了し、通常の操作モードに戻ると、ボリュ ームトリムの調整が可能となり「、6.1ユーザーインターフ ェース」で説明したプリセットが可能になります。

ご使用のシステムでDB1を正しく機能させ、個人の好み に合ったものとするには、ほとんどの場合多少の設定変 更が必要です。DB1の設定モードに入るには、[]ボタン を長押しします。

日本語

上記の画面になると、’Movies’の表示がプリセット1に加 えられます。SubAppPCプログラムのみを使用した 10文字迄で、5つのプリセット全てか、お好みのプリセッ トのみに名前を付ける事が可能です

通常操作モードでは、フロントパネルボタンは以下のよ うに機能します。

一度押すとプリセット手動選択画面に なり、続けて押すと、プリセット手動選 択画面とボリュームトリム調整画面と が交互に切り替わります。

一度押すとボリュームトリム調整画面 になり、続けて押すと、ボリュームトリム 調整画面とプリセット手動選択画面と が交互に切り替わります。

表示中の画面に応じて、ボリュームトリ ムのレベルを大きくするか、または次の プリセットを選択します。

表示中の画面に応じて、ボリュームトリ ムのレベルを小さくするか、または前の プリセットを選択します。

長押しすると設定モードに入ります。

設定モード時のフロントパネルのユーザーインターフェ ースの基本機能は、階層メニューの中の移動とオプショ ンの選択です。選択したメニュー項目は色つきの枠(通常 は青)で示されます。赤の枠は、調整したプリセットパラ メータが未保存であることを意味します。

5つのナビゲーションボタンは以下のように機能します。

一つ上の階層のメニュー項目を選択するか、パ ラメータを1つ上の設定にします。

一つ上の階層のメニュー項目を選択するか、パ ラメータを1つ下の設定にします。

変更を保存せずに元のメニュー画面に戻り

ます。

続きのメニュー画面があることを示すサインポ ストマークが枠にある場合、次のメニュー画面 に進みます。現在のパラメータの設定も枠内に 示されます。

変更を保存し、元のメニューに戻ります。[]ボタ ンを長押しするたびに、DB1の設定モードが開 始/終了します。

プリセットの設定操作にあるグラフィックEQメニューは、 他のインターフェースメニューとは形式が多少異なりま す。グラフィックEQ画面では、[][ ]ボタンでバンドの 中心周波数を選択し、[][]ボタンで、選択した周波数 のレベルを調整します。

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Bowers & Wilkins DB1 manual 108