7. ご使用時の注意

8. 工場出荷時のデフォルト設定に戻す

9. お手入れ

DB1を一度設定した後は、調整はほとんど必要ありませ

これまで使用していたDB1をデフォルト状態に戻すに

DB1のキャビネットの表面は、通常ほこりを払う程度で

ん。ただし、リスニングルーム内でDB1を移動したり、大

は、次の手順を実行します。

十分です。製品付属の布を使用することをお勧めします。

型家具を据え付けたりした場合は、GainおよびUser

i) DB1をスタンバイモードにして(スタンバイインジケー

スプレー式クリーナー等のクリーナーを使用する場合

EQの調整が必要になります。Room EQをプログラムし

は、一部のクリーナーでは表面にダメージを与えること

ていた場合にも、再調整が必要です。DB1では、お客様

タは赤色)、インジケータが点滅するまで[ ]ボタンを長押

もありますので、クリーナーを直接製品に吹き付けるの

や周りの方の聴覚に悪影響を与える音量レベルも出力

しします(およそ2秒間)。ボタンを解放します。

ではなく、布に吹き付けて、まず狭い範囲で試してくださ

が可能であることにご注意ください。音量が聴覚に悪影

ii) 次に、再度インジケータが点滅するまで[ ]ボタンを長

い。研磨剤を含んだもの、酸性、アルカリ性または抗菌タ

響を与える大きさが不確かな場合は音量を下げてくださ

イプのクリーナーは使用しないでください。ドライブユニ

い。DB1に過剰な負荷がかかると、スタンバイインジケー

押しします。ボタンを解放します。

ットにはクリーナーを使用しないでください。ダメージを

タが赤く点滅します。

iii) DB1の設定がデフォルトに戻る間、インジケータは白

与える可能性があるので、ドライブユニットには触れない

DB1の性能は、初期の視聴期間に微妙に変化する場合

でください。

色になり、処理が完了すると再び(通常のスタンバイモー

Bowers & Wilkinsでは、リアルウッド仕上げのスピーカ

があります。DB1を寒冷な環境に収納していた場合は、ド

ドを示す)赤色に切り替わります。

ライブユニットの制動材やサスペンション材が正常な機

 

ーには最高級の化粧板を選び、色の経年変化を最小限

械特性を回復するのにある程度時間がかかります。ドラ

 

にする紫外線抵抗性のカラー塗料で処理しています。そ

イブユニットのサスペンションもまた、使用開始後の数時

 

れでも、あらゆる自然素材と同様に、化粧板は環境の影

間で緩みます。スピーカーが意図された性能を発揮する

 

響を受け、ある程度の色の変化が予想されます。色の変

までにかかる時間は、それまでの保管状態や使用方法に

 

化は、化粧板の全表面を、色が一様になるまでむらなく

よって異なります。指針としては、気温による影響が安定

 

均等に日光に当てることで修正できます。この処理には数

するのは最長で1週間ご使用になってから、また、機械部

 

日または数週間かかる場合がありますが、紫外線ランプ

品が意図された設計特性を発揮するまで平均して15

 

を注意して使用することで所要時間を短縮することがで

間ご使用になってからとなります。

 

きます。また、化粧板の表面に亀裂が入る可能性を最小

 

 

限に抑えるために、ラジエーターや暖気排出口等の直接

 

 

的な熱源から離れた場所に置いてください。

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