MR-8mkII 取扱説明書(パート・データの編集)
パート・データの編集を実行する前に、下記記載項目をよくお読みください。
編集するパート(LOCATE A - LOCATE B 間)の再生
編集するパート (LOCATE A - LOCATE B ポイント間)の音声は、編集を実行する前に再生して確認するこ とができます。LOCATE A/B ポイントを登録後下記の操作で確認し、各ポイントの修正などにご利用くださ い。この操作は、MENU モードに入る前またはパートの編集画面になっているときでも可能です。
1.[STOP] キーを押しながら [PLAY] キーを押します。
A - B PLAY 動作に入り、LOCATE A ポイントと LOCATE B ポイント間のみを再生します(☞46 ページ)。
2.再生しながら、編集トラックのフェーダーと [MASTER] フェーダーを上げていきます。
編集するパートの音声のみがモニターでき 、編集範囲を確認することができます。
LOCATE A および LOCATE B ポイントは、編集モードに入る前に変更する以外に、編集作業の操作過程でもリア ルタイムに変更可能です(詳細は、下記説明をお読みください)。
編集作業の途中で編集ポイントを変更するには!
各編集メニューのトラックを選択する画面に入る と、画面上部には現在位置を示す時間(Bar/Beat表 示またはタイム表示)が表示されます(下記例は、 “Erase Part”メニューでパートを削除するトラック を選択する画面です)。
このように、パートの編集画面において現在位置の タイムデータ(または Bar/Beat 値)が表示されて いる状態では、下記操作手順でリアルタイムに
LOCATE A ポイントおよび LOCATE B ポイントを
変更することができます。
ここに表示される時間は現在位置を示し、再生/早 送り/逆戻し/ロケートなどを行うと、リアル・タ イムに変っていきます。
また、[LOCATE A/IN] キー(または [LOCATE B/
OUT] キー)を押して、LOCATE Aまたは Bポイン トへロケートを実行すると、下記例のように時間 (または Bar/Beat)表示の前に“LocA=”(または “LocB=”)が点灯します。
これは、現在位置が LOCATE A ポイントまたは LOCATE B ポイントにあることを示しています。
1) 現在位置を任意の位置へ移動します。
[PLAY] キーを押して移動したり、[REWIND]
キー/ [F FWD] キーを押して移動します。
2) 変更したい位置で停止させた後、[STORE] キーを押した後 [LOCATE A/IN] キー(ま たは [LOCATE B/OUT] キー)を押しま す。
あらかじめ登録していた編集ポイントを変更 して再登録することができます。
なお、任意に LOCATE A ポイント(または LOCATE B ポイント)を登録し直したとき は、左記例のように時間(または Bar/Beat) 表示の前に“LocA=”(または“LocB=”)が 点灯します。
この後、パートの削除、コピー・ペースト、ムーブ、 または入れ替えするトラックを設定して実行する と、登録し直したパート・データを編集することが できます。