MR-8mkII 取扱説明書(色々な再生とロケート)
LOCATE A/B ポイントへのロケート
本機では、レコーダーの任意の位置(時刻)を、 [LOCATE A/IN] キーと [LOCATE B/OUT] キーに登録する ことができます。これらのキーに登録されるタイム・データは、ここで説明するLOCATE A/Bポイントへのロ ケート以外に、オート・パンチイン/アウト、プレイ・モードにおける再生、さらにはパート・データの編集 などにも利用されます。
■ LOCATE A/B ポイントの登録:
LOCATE A/B ポイントの登録は、タイム表示または Bar/Beat 表示でも行なえ、レコーダーが再生中ま たは登録したい位置で停止しているとき、リアルタイムに登録できます。
<注意>: プロテクトのかかっているソングでは、LOCATE A/Bポイントを登録することはできませ ん。登録しようとすると、“This song is Protected!”という警告メッセージを表示します。プロテクト のかかっているソングにLOCATE A/Bポイントを登録するには、あらかじめソングのプロテクトを解除 してください(☞93 ページ)。
<注意>: オート・パンチイン/アウトやループ機能を正常に動作させるためには、登録する LOCATE A ポイントと LOCATE B ポイントは、必ず“LOCATE A < LOCATE B”となるように登録し てください。
<覚えておきましょう!>: ディスプレイ表示が Bar/Beat の状態で LOCATE A/B ポイントを登録 する際、MENU モードにある “Beat リゾリューション”メニューを ON に設定しておくと、自動的に リゾリューション(分解能)を拍精度に変換して登録することができます。つまり、Bar/Beat/ClkのClk (クロック)の桁を切り捨てまたは切り上げて、常に Clk の値が“000”になるように登録できます。
“Beat リゾリューション”の設定については 136 ページをご覧ください。
●LOCATE A ポイントの登録方法:
[STORE] キーを押しながら [LOCATE A/
IN] キーを押します。
ディスプレイのキャラクタ表示部に一瞬
“Store LOCATE A”を表示して、[LOCATE A/
IN] キーを押した時点のタイム表示(タイムまた
はBar/Beat 表示)が、LOCATE A ポイントと して登録されます。
POWERFUL | NATURAL | BRIGHT |
|
|
|
| MASTERING |
JKL4 | MNO5 |
|
|
|
|
|
|
| LOCATE |
AUTO PUNCH | PLAY MODE | A / IN | B / OUT | |
PQR6 | STU7 |
|
| YZ9 |
RECORD | STOP |
| PLAY | |
|
| LOCATE |
| END |
|
| LOCATE | ZERO | |
|
|
|
|
MENU/ENTER
STORE UNDO/REDO
+-DELETE
F FWD
[STORE] キーを押しながら
[LOCATE A/IN] キーを押す
●LOCATE B ポイントの登録方法:
[STORE] キーを押しながら [LOCATE B/
OUT] キーを押します。
ディスプレイのキャラクタ表示部に一瞬“Store
LOCATE B”を表示して、[LOCATE B/OUT]
キーを押した時点のタイム表示(タイムまたは
Bar/Beat 表示)が、LOCATE B ポイントとし
て登録されます。
POWERFUL | NATURAL | BRIGHT |
|
|
| MASTERING |
JKL4 | MNO5 |
|
|
|
|
| LOCATE |
AUTO PUNCH | PLAY MODE | A / IN | B / OUT |
PQR6 | STU7 | VWX8 |
|
RECORD | STOP |
| PLAY |
| LOCATE REC END |
LOCATE ABS ZERO
MENU/ENTER
STORE UNDO/REDO
+-DELETE
F FWD
[STORE] キーを押しながら
[LOCATE B/OUT] キーを押す
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