MR-8mkII取扱説明書(エフェクト機能)

リバーブ/ディレイをかける

トラック 1 4 の再生音には、新アルゴリズムで構成されたリバーブ(またはディレイ)をかけることができ ます。後述の「バウンス」あるいは「ミックスダウン」を実行する際、トラック 1 4 の再生音にリバーブ(ま たはディレイ)をかけながらバウンスやミキシングができます。

エフェクト・タイプのセレクト

エフェクト・タイプには、3 つのリバーブ(ROOM/

HALL/PLATE)と 1 つのディレイ(DELAY)があり、

下図の [EFFECT] キーでセレクトします(セレクトし たキーのランプが点灯します)。

ディレイ・タイプのセレクト

ディレイを使うときは、下記の操作でディレイ・タイプ が選択できます。

1) 停止状態で [MENU/ENTER] キーを押して、MENU モード へ入ります。

[ROOM] キー

[PLATE] キー

EFFECT

REVERB/DELAY TIME

MIN MAX

ROOMHALL

PLATEDELAY

[HALL] キー

[DELAY] キー

MENU を選択する画面に変り、初期設定では << Backが反転します。

2) ジョグ・ダイヤルでカーソルを“System”に移動 して、[MENU/ENTER] キーを押します。

Systemメニューを選択する1ページめの画面に変

エフェクト・タイプの詳細

 

程よい空間をイメージする、ルーム・リバー

ROOM

ブ効果が得られます。“ROOM”を選択した

ときは、[REVERB/DELAY TIME] つまみで

 

 

リバーブ・タイムを調整できます。

 

 

 

適度なPre Delayを持った一般的なホール・

HALL

リバーブ効果が得られます。“HALL”を選

択したときは、[REVERB/DELAY TIME]

 

 

まみでリバーブ・タイムが調整できます。

 

 

 

帯域の広い、プレート・リバーブ効果が得

PLATE

られます。“PLATE”を選択したときは、

[REVERB/DELAY TIME] つまみでリバー

 

 

ブ・タイムが調整できます。

“DELAY”を選択したときは、MENU モー ドの System 設定の中にある、“Delay

Type”で好みのディレイ・タイプを選択し て使用できます ( [DELAY] キーを長押し することでも、“Delay Type”の設定画面に 進むことができます)。

ディレイ・タイプには Mono ディレイ/ L- DELAY R ディレイ/ Diff ディレイの 3 つのタイプ

があり、好みのディレイ効果が得られます。 初期設定では L-Rディレイになっています ので、次項を参照して好みのディレイ・タ イプを選択してください。

“DELAY”を選択したときは、 [REVERB TIME] つまみでディレイ・タイムが調整で きます。

り、同様に<< Backが反転します。

3) ジョグ・ダイヤルでカーソルを“Delay Type”に 移動して、[MENU/ENTER] キーを押します。

現在設定されているディレイ・タイプが点滅し、希 望のタイプが選択できるようになります。初期設定 ではL-Rが点滅します。

点滅

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