第 4 章 サーバー・コンポーネントの取り外しと交換
交換可能なコンポーネントには、次の 3 つのタイプがあります。
vTier 1 のお客様による交換が可能な部品 (CRU): IBM が Tier 1 と指定する
CRU の交換はお客様ご自身の責任で行っていただきます。お客様の要請により IBM が Tier 1 CRU の導入を行った場合は、その料金を請求させていただきま す。
vTier 2 のお客様による交換が可能な部品 (CRU): Tier 2 と指定された CRU は
お客様ご自身で取り付けることができますが、対象のサーバーに指定された保証 サービスの種類に基づき、追加料金なしで IBM に取り付けを要求することもで きます。
v技術員により交換される部品 (FRU): FRU は訓練されたサービス技術員のみが取 り付ける必要があります。
59 ページの『第 3 章 System x3105 Type 4347 の部品リスト』を参照して、コン ポーネントが Tier 1 CRU か、Tier 2 CRU か、または FRU か判別します。
保証の条件およびサービスと支援の入手についての情報は、「保証およびサポート 情報」を参照してください。
取り付けのガイドライン
コンポーネントの取り外し、取り付けを行う前に次の情報をお読みください。
vvii ページから始まる『安全について』と、 64 ページの『静電気の影響を受けや すい部品の取り扱い』のガイドラインをお読みください。記載されている内容は 安全に作業するのに役立ちます。
v作業場所の整理整とんをしてください。取り外したカバーおよびその他の部品は 安全な場所に置いてください。
vカバーを取り外したままでサーバーを始動する必要がある場合は、サーバーの近 くに人がおらず、サーバーの内部に余分な物が残されていないことを確認してく ださい。
vご自分には重過ぎると思う物を持ち上げようとしないでください。思い物を持ち 上げなければならない場合は、次の予防措置を守ってください。
–足元が安全で、滑るおそれがないことを確認します。
–足の間でオブジェクトの重量が同量になるよう分散します。
–ゆっくりとした持ち上げる力を使用します。重い物を持ち上げるときに、急に 移動したり体をねじったりしないでください。
–背筋を痛めないよう、脚の筋肉を使用して立ち上がるか、押し上げるようにし て持ち上げます。
vサーバー、モニター、およびその他の装置用に、適切に接地されたコンセントの 数量が十分にあることを確認してください。
vディスク・ドライブを変更する前に、重要なデータはすべてバックアップしま す。
v小型のマイナス・ドライバーを用意してください。
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