v問題が解決するまで、「アクション」の欄の推奨アクションを、リストされている順に実行してください。

vどのコンポーネントがお客様による交換が可能な部品 (CRU) か技術員により交換される部品 (FRU) かを判断する には、 59 ページの『第 3 System x3105 Type 4347 の部品リスト』を参照してください。

v処置のステップの前に「(トレーニングを受けたサービス技術員のみ)」とある場合は、そのステップはトレーニン グを受けたサービス技術員のみが実行する必要があります。

ビープ・コード

説明

処置

 

 

 

 

3-3-2

重大な SMBUS エラーが発生しました。

1.

電源コードを切り離して 30 秒待ち、再試行

 

 

 

します。

 

 

2.

以下のコンポーネントを取り付け直します。

 

 

 

a. DIMM

 

 

 

b. (トレーニングを受けたサービス技術員の

 

 

 

) システム・ボード

 

 

3.

以下のコンポーネントを、示された順序で一

 

 

 

度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー

 

 

 

を再始動します。

 

 

 

a. DIMM

 

 

 

b. (トレーニングを受けたサービス技術員の

 

 

 

) システム・ボード

 

 

 

 

3-3-3

システム内に作動可能なメモリーがあり

1.

メモリーを取り付けたばかりの場合は、新し

 

ません。

 

いメモリーがご使用のサーバーに対して正し

 

重要: 一部のメモリー構成では、POST

 

 

 

いか、また取り付けた DIMM の数が正しい

 

時に 3-3-3のビープ音コードが鳴り、そ

 

 

 

か調べます (オプションのメモリー・モジュ

 

のあと表示画面がブランクになる場合が

 

 

 

ールの取り付けに関して詳しくは、「ユーザ

 

あります。この現象が発生して、

 

 

 

ーズ・ガイド」を参照してください)

 

Configuration/Setup ユーティリティー・

 

 

2.

DIMM を取り付け直します。

 

プログラムの「Startup Option」メニュ

3.

以下のコンポーネントを、示された順序で一

 

ーの「Boot Fail Count」機能が

 

 

度に 1 つずつ交換し、そのたびにサーバー

 

Enabled(デフォルト設定) に設定さ

 

 

 

を再始動します。

 

れている場合は、サーバーを 3 回再始動

 

 

 

 

 

して、システム BIOS がメモリー・コネ

 

a. DIMM

 

クターを「Disabled」から「Enabled

 

b. (トレーニングを受けたサービス技術員の

 

に強制的にリセットする必要がありま

 

) システム・ボード

 

す。

 

 

 

 

 

 

エラー・ログ

POST エラー・ログには、POST 中に生成された最新の 3 つのエラー・コードとメ ッセージが入っています。システム・イベント/エラー・ログには、POST 中に生成 されたメッセージと、サービス・プロセッサーからのすべてのシステム状況メッセ ージが入っています。

システム・イベント/エラー・ログのサイズには制限があります。ログがフルになっ ていると、新しい項目は既にある項目を上書きしません。そのため、システム・イ ベント/エラー・ログは Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムを使用し て定期的に消去する必要があります (メニューの選択については、「ユーザーズ・

14IBM System x3105 Type 4347: 問題判別の手引き

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IBM 4347 manual エラー・ログ, Configuration/Setup ユーティリティー・